かまどでご飯を炊いてみたら・・・(土塔中央保育所 食育プロジェクト)
更新日:2016年11月22日
お釜でごはん炊きに挑戦!!うまく炊けるかな?
本物の稲穂とお米の絵本でお米についてを知りました
「かまど」今では珍しくなりましたね。見たことがない人もいるのではないでしょうか。
「かまど」を使っていろいろなお料理ができるんだよ。と言うことを子ども達に知ってほしいと思って、土塔中央保育所では、「かまどでご飯を炊いてみよう会」をしました。
まずは、ボールにお米を入れて年長の子ども達が研ぎました。「お米は、八十八日かけて作り、八十八人の神様が住んでいるよ。だから1粒も流さないようにしようね」の言葉に真剣にお米を研ぐ子ども達でした。
研いだお米をお釜に入れて、水を入れますが、今回は軽量カップを使わず昔ながらの手を使って水を計る方法です。担任の保育士が、初めて手を使っての水の計量に挑戦してくれました。うまく炊けるかは水加減にかかっています。みんなドキドキ!です。火をおこすのがちょっと大変でしたが、一回火がついてしまえばこっちのもの。20分でふっくらおいしいご飯が炊きあがり、子ども達と相談した結果今回は、「おこげ」を作ることにしました。家庭の炊飯器ではなかなか「おこげ」はできませんものね。
少しの追い炊き後におこげ入りのふっくらおいしいご飯が炊きあがりました。お釜からご飯をよそってもらった子ども達、「おいしい~おいしい~」とパクパク食べていました。そして「おこげ」は、「おいしい~」「おせんべいみたい」「パリパリする~」とこれも評判上々でした。
初めての「かまどでご飯」は、少しのおこげと子ども達の笑顔と満腹なお腹とで幸せな気分になれた1日でした。
かまど炊きのはじまり・はじまり~
まずは準備から・・
説明をよく聞いて・・
お米を研ぎます
こぼさないで研いでね
みんなが研いだお米を釜に入れます
おいしいご飯が炊けますように・・
炊きたてご飯、いい匂いだね
先生!大盛りでね!(^^)!
ほかほかご飯いただきま~す
夏に作った野菜の数々・・・育てることも食育です
立派なきゅうり!!(4歳児)
きゅうり・ピーマン・にんじん・さつまいも・オクラ・じゃがいも・ミニトマトなど今年も保育士と子どもたちでいろいろな野菜を育てました。大きく育ち、給食で「おいしいね~」と食べることのできた野菜もありますが、育たずに、残念な結果に終わった野菜も・・・
大きく育った野菜も育たなかった野菜もありますが、「野菜を植えて育てた」ということが、子ども達にとって大事な食育の経験となったことと思います。
どれがいいかな?(3歳児・ピーマン)
みて、みて、大きなピーマンでしょ(3歳児)
とうもろこしの皮むきも体験しました(5歳児)
5歳児がむいてくれたとうもろこしを食べました(1歳児)
さつまいも掘りも体験しました
空豆の皮むき体験です(5歳児)
栄養素の仕組みを楽しく学びます(5歳児)
「豚肉は、血や肉になるね。それでは、お米はどんな力になるかな?」栄養士さんの問いかけに子ども達の元気な「熱や力のになるよ~」の声が響きます。
保育所では、市の栄養士さんが食育指導で、子ども達に解りやすい言葉で栄養素の話をしてくれます。栄養素のことを学んだ後、子ども達が給食の献立を考えます。
「主食は、何がいいかな?」の問いかけに、「ご飯がいい!」「うどんもいいな」と子ども達。
「うどんだったら、どんなうどんがいい?」と栄養士さんが尋ねると、「どんべい~」の答えにみんな笑ってしまいました。和気藹々、そして一生懸命考え、たくさんのメニューが出た時には多数決で決めました。みんなで決めたメニューは、後日給食で提供されます。楽しみですね。
