ロタウイルス感染症の定期予防接種
更新日:2022年8月22日
ロタウイルスワクチンの定期接種
任意予防接種であったロタウイルスワクチンについて、予防接種に関する法律等の改正により、令和2年10月1日以降は、予防接種法に定められた年齢・間隔で行う「定期予防接種」になりました。
対象者
以下のすべてを満たすかたが対象です。
- 令和2年8月1日以降に生まれたかた
- 生後6週から生後32週0日までの間のかた
ロタウイルス胃腸炎とは
ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0から6歳ころ)にかかりやすい病気です。
主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛です。
脱水症状がひどくなると入院治療が必要になることがあります。(厚労省:ロタウイルスに関するQ&Aより一部改変)
対象ワクチン
ワクチン名 | ロタリックス(1価) | ロタテック(5価) |
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接種時期 | 生後6週から24週0日 | 生後6週から32週0日 |
どちらのワクチンも、初回接種は生後14週6日までにします | ||
接種回数 | 2回 | 3回 |
接種間隔 | 前回接種から27日以上の間隔をあける | |
予防効果 | どちらのワクチンも有効性は同等と考えられています。ロタウイルス胃腸炎の発症そのものを7~8割減らし、入院するような重症化は、そのほとんどが予防できます。 |
