こどもの定期予防接種
更新日:2022年7月26日
予防接種とは
お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、生後12か月にはほとんどが自然に失われていきます。そのため、赤ちゃん自身で免疫を作って病気を予防する必要がでてきます。これを助けるのが、予防接種です。
予防接種を受けるか受けないかの最終的な判断は、保護者に任されています。感染症やワクチンの特徴、副反応については、「予防接種とこどもの健康」に記載されていますので、内容をよく読み、保護者のかたが納得した上でお子さんの体調がよい時に予防接種を受けましょう。
守谷市では、「予防接種予診票」と「予防接種とこどもの健康」を、出生届を出した際に、市役所1階子育て世代包括支援センターにてお渡しします。(他市区町村で出生届を出されたかた、転入されたかたも子育て世代包括支援センターにてお渡ししますので、あらかじめご相談ください。)
こどもの定期予防接種
種類 | 対象年齢 | 回数・間隔 | 備考 |
---|---|---|---|
ヒブ感染症 | 生後2月から生後60月に至るまで | 初回 27日以上あけて3回 |
初回接種時期により接種回数・接種間隔が変わります。 |
小児肺炎球菌 | 生後2月から生後60月に至るまで | 初回 27日以上あけて3回 |
初回接種時期により接種回数・接種間隔が変わります。 |
B型肝炎 | 生後2月から生後12月に至るまでの間 |
初回 27日以上あけて2回 |
母子感染防止として、出生後に抗HBs人免疫グロブリンの投与に併せて、健康保険によるB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は、健康保険の適用となるため定期予防接種の対象にはなりません。 |
ロタウイルス | 生後6週から生後24週0日または生後32週0日までの間 | 27日以上あけて2回または3回 | ワクチンの種類により対象年齢・接種回数が異なります。 |
四種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ) | 生後3月から生後90月に至るまでの間 | 初回 20日以上あけて3回 |
― |
BCG | 生後3月から生後12月に至るまでの間 | 1回 | ― |
MR(麻しん風しん混合) | 1期:生後12月から生後24月に至るまでの間 |
1期 1回 |
それぞれ対象年齢になったら早めに受けましょう。 |
水痘(水ぼうそう) | 生後12月から生後36月に至るまでの間 | 3月以上あけて2回 | ― |
日本脳炎 | 1期:生後6月から生後90月に至るまでの間(標準的には1期初回は3歳から4歳に至るまでの間) |
1期初回 6日以上あけて2回 |
平成21年10月1日までに生まれた方で、日本脳炎予防接種の積極的勧奨の差し控えにより接種が完了されていないかたは、「日本脳炎予防接種年齢拡大のお知らせ」をご覧ください。 |
二種混合(ジフテリア・破傷風) | 11歳から13歳未満 | 1回 | ― |
子宮頸がん(HPV) | 小学校6年生から高校1年生相当(12歳となる年度の初日から16歳となる年度の末日まで)の女子 | 3回 | ワクチンの種類により接種間隔は異なります。 |
接種場所
予防接種はすべて、医療機関にて行う個別接種です。集団接種は行っておりません。
市内の予防接種協力医療機関をご確認ください。
令和4年度予防接種市内協力医療機関一覧(PDF:204KB)
予防接種における接種年齢の数えかた
年齢は、「年齢計算ニ関スル法律」により、出生した日を一日として年齢を起算し、誕生日の前日24時限りをもって年齢を加えることとなっています。(法律上年齢が加算されるのは誕生日の前日です)
「至るまでの間」及び「未満」は対象日の前日までを指します。
予防接種スケジュール管理に便利なツール
webで生年月日を登録するだけで、お子さんの予防接種スケジュールが簡単に管理できるようになります。
保健センター予定表に掲載した内容です。
いつ頃、どの予防接種を受ければよいかの参考にしてください。
市外の医療機関で定期予防接種を希望される場合は、 以下のページをご参照ください。
持ち物
- 母子健康手帳
- 予診票
- 予防接種と子どもの健康
- 保険証
子どもの予防接種時に保護者が同伴できない場合、「委任状」が必要です。詳しくは下記をご参照ください。
子どもの予防接種時に保護者が同伴できない場合
乳幼児の接種は、保護者同伴です。保護者が同伴できない場合、「委任状」があればお子さんの健康状態を普段から熟知する親族等(例:祖父母など)に限り、同伴することが可能です。
その場合は、予防接種時に予診票と一緒に「委任状」を医療機関に提出する必要があります。
「委任状」は、「守谷市定期予防接種予診票綴」をご確認いただくか、下記よりダウンロードできます。なお、守谷市保健センター窓口にも用意がございます。
予防接種はかかりつけ医で受けましょう
予防接種は、健康状態や生活習慣を把握している、かかりつけ医で受けましょう。
かかりつけ医で受けることで、以下のメリットがあります。
- ご自身の体調に合わせて接種しやすい
- 接種後の体調変化に気づきやすく、副反応が起きた場合の対応や相談がしやすい
- 接種回数や接種間隔の間違いが起きづらい
かかりつけ医をお持ちでないかたは、この機会にかかりつけ医を持つことを検討しましょう。
かかりつけ医についての詳細は、日本医師会のホームページをご参照ください。
新型コロナウイルス感染症に伴う定期予防接種の対応
新型コロナウイルス感染症の流行が心配で病院に行くのが不安です。予防接種は受けたほうがよいですか?
コロナウイルスが流行していますが、定期予防接種の対象期間延長はありますか?
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