高齢者肺炎球菌定期予防接種
更新日:2023年4月3日
肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、75歳を超えてからの肺炎による死亡率は急激に増加します。
肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25から40パーセントを占め、特に65歳以上の高齢者では肺炎の原因菌の第1位を占めています。
高齢者肺炎球菌の接種は令和5年度まで70歳以上の5歳刻みで対象年齢のワクチン未接種者に実施されます。
接種を希望するかたは、ご検討ください。
令和5年度の高齢者肺炎球菌の案内
令和5年度の高齢者肺炎球菌予防接種の案内は、令和5年3月31日に発送済です。
令和5年度 高齢者肺炎球菌予防接種の内容
接種期間
令和5年4月1日(土曜)から令和6年3月31日(日曜)まで
接種期間の対象者
以下の全てを満たすかた
- 年齢が以下の表、または60歳から65歳未満
- 心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいやヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある
対象者 | 生年月日 |
---|---|
65歳 | 昭和33年4月2日生から昭和34年4月1日生 |
70歳 | 昭和28年4月2日生から昭和29年4月1日生 |
75歳 | 昭和23年4月2日生から昭和24年4月1日生 |
80歳 | 昭和18年4月2日生から昭和19年4月1日生 |
85歳 | 昭和13年4月2日生から昭和14年4月1日生 |
90歳 | 昭和8年4月2日生から昭和9年4月1日生 |
95歳 | 昭和3年4月2日生から昭和4年4月1日生 |
100歳 | 大正12年4月2日生から大正13年4月1日生 |
66歳以上で、上記の対象年齢でないかたは上のリンクをご覧ください。
注意
各医療機関にあるワクチンの在庫状況や予約受付状況は市では把握しておりません。
接種を希望されるかたは、医療機関に直接お問い合わせください。
接種手順
- 協力医療機関に予約
- 予防接種の記録を管理している物(「高齢者肺炎球菌予防接種の記録」または「予防接種の記録票」など)と「予診票」と「保険証」を持って医療機関に受診
- 接種(公費負担額を差し引いた金額をお支払いください)
注記
- 予診票は対象の生年月日のかたで守谷市での接種歴が確認できないかたに送付しています。
- 転入前に接種したことがある・対象年齢前に任意予防接種として接種したかたは、予診票が届いても対象外です。
公費助成額
一生涯1回 3,000円
注意
医療機関の料金から公費助成額(3,000円)を引いた額が自己負担として発生します。
接種料金は医療機関ごとに異なりますので、接種前に医療機関にご確認ください。
ワクチン
23価多糖体莢膜ポリサッカライドワクチン
注意
沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)は対象になりません。
接種医療機関
市内協力医療機関は次の「令和5年度 市内協力医療機関」をご参照ください。
守谷市外でも「茨城県内定期予防接種広域事業」に参加している医療機関であれば、守谷市内の医療機関と同様に守谷市の予診票を使用して接種することができます。
茨城県内定期予防接種広域事業に参加している医療機関かどうかは、茨城県医師会のホームページからお調べいただくか、接種を希望する病院に「茨城県内定期予防接種広域事業に参加していますか?」や「守谷市の予診票を使って予防接種を受けられますか?」とお問い合わせください。
茨城県外の医療機関で接種されるかた
高齢者肺炎球菌予防接種の助成対象のかたで、今年度の公費助成期間において、協力医療機関以外で予防接種を行うかたは、事前に保健センターへの申請手続が必要です。
事前申請がない場合は、接種費用の助成ができませんので、お気を付けください。
詳しくは以下の「(高齢者)守谷市外で予防接種を検討しているかた」のページをご確認ください。
過去に接種したかたは助成できません
高齢者肺炎球菌ワクチン(23価)を接種されたことのあるかたが、再接種した場合、注射部位の疼痛、紅班、硬結等の副反応が、初回接種よりも頻度が高く、程度が強くなるとの報告があります。
このため、接種間隔に関わらず過去に接種したかたは定期予防接種の対象とはなりません。初回接種から5年以上経過し、肺炎球菌により重症になる危険性が高いなど、再接種の必要なかたは、主治医とご相談ください。その際は、市からの助成はありません。
ご自身で接種歴を必ず確認し、また接種後は接種の記録を無くさないように大切に保管してください。
定期予防接種年齢以外のかたの接種費用の助成
予防接種はかかりつけ医で受けましょう
予防接種は、健康状態や生活習慣を把握しているかかりつけ医で受けましょう。
かかりつけ医で受けることで、以下のメリットがあります。
- ご自身の体調に合わせて接種をすることができる。
- 接種後の体調変化に気づきやすく、副反応が起きた場合も対応や相談がしやすい。
- 接種回数や接種間隔の間違いが起きづらい。
(予防接種を受けると、次の予防接種や治療を受けるために一定以上の間隔をあける必要があります。)
かかりつけ医をお持ちでないかたは、この機会にかかりつけ医をもつことを検討しましょう。
かかりつけ医の詳細は、以下リンクをご参照ください。
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