高齢者肺炎球菌定期予防接種のお知らせ
更新日:2020年11月16日
高齢者肺炎球菌の予防接種は、肺炎の罹患・重症化に対する予防効果が期待されています。
肺炎は日本人の死亡原因の第4位で、75歳を超えてからの肺炎による死亡率は急激に増加します。
肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40パーセントを占め、特に65歳以上の高齢者において、肺炎球菌が肺炎の原因菌の第1位を占めています。
この予防接種は、自らの意志で接種を希望するかたが行うものです。
なお、公費の有無にかかわらず、過去に高齢者肺炎球菌ワクチンを接種しているかたは定期予防接種の対象となりませんのでご注意ください。
また、接種についてはかかりつけ医にご相談ください。
接種期間
令和2年4月1日から令和3年3月31日まで
接種期間の対象者
下の表の生年月日のかた
対象者 | 生年月日 |
---|---|
65歳となるかた | 昭和30年4月2日生から昭和31年4月1日生 |
70歳となるかた | 昭和25年4月2日生から昭和26年4月1日生 |
75歳となるかた | 昭和20年4月2日生から昭和21年4月1日生 |
80歳となるかた | 昭和15年4月2日生から昭和16年4月1日生 |
85歳となるかた | 昭和10年4月2日生から昭和11年4月1日生 |
90歳となるかた | 昭和5年4月2日生から昭和6年4月1日生 |
95歳となるかた | 大正14年4月2日生から大正15年4月1日生 |
100歳となるかた | 大正9年4月2日生から大正10年4月1日生 |
60歳から65歳未満のかたで、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいやヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがあるかた
66歳以上で、上記の対象年齢でないかたはこちらのページをご覧ください。
接種方法、持ち物
順序 | 行動内容 |
---|---|
1 | 協力医療機関に予約する(必ず予約してください) |
2 | 予防接種の記録を管理している物(「高齢者肺炎球菌予防接種の記録」または「予防接種の記録票」など)と「予診票」と「保険証」を持って医療機関に受診する。 |
3 | 接種(公費負担額を差し引いた金額をお支払いください) |
予診票は対象の生年月日のかたで守谷市での接種歴が確認できないかたに送付しています。
転入前に接種したことがある・対象年齢になる前に任意予防接種として接種したことがあるかたは、予診票が届いていたとしても予防接種の対象になりませんので、ご注意ください。
令和2年度 市内協力医療機関(令和2年11月16日更新)(PDF:123KB)
公費助成額
一生涯1回3,000円
注意:個人負担額は、医療機関の料金から公費助成額を引いた金額です。接種料金は医療機関ごとに異なりますので、接種前に医療機関にご確認ください。
ワクチン
23価多糖体莢膜ポリサッカライドワクチン
注意:沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)は対象になりません。
接種医療機関
市内協力医療機関については保健センター予定表(p7)(PDF:497KB)をご参照ください。
守谷市外でも茨城県内の医療機関であれば,助成を受けて接種が行える医療機関があります。
守谷市外の医療機関で接種を希望する場合は、医療機関か保健センターにお問い合わせください。
茨城県外の医療機関で接種されるかた
高齢者肺炎球菌予防接種の助成対象のかたで、今年度の公費助成期間において、協力医療機関以外で予防接種を行うかたは、保健センター窓口にて手続が必要です。
このようなかたが対象です
茨城県外の医療機関で接種するかた
茨城県内の医療機関だが、接種「協力医療機関」に属していない医療機関で接種するかた
受付窓口
守谷市保健センター
手順
1.(被接種者)保健センター窓口にて、県外で予防接種する旨の申請をする
注記)いばらき電子申請・届け出サービスより電子申請いただくことも可能です。
2.(守谷市)接種する医療機関に予防接種を実施する旨の依頼をする
3.(被接種者)医療機関にて予防接種を受ける
4.(被接種者)保健センター窓口にて、償還払いの手続を行う
償還払いの手続に必要なもの
予防接種済証・予防接種の記録カードなど、予防接種を受けたことがわかるもの
予防接種の領収証(原本)
銀行の通帳
印鑑(シャチハタ不可)
守谷市予防接種費用公費負担申請書兼請求書(PDF:159KB)
償還払いの受付期限
令和3年3月31日(水曜)まで
過去に接種したかたは接種できません
高齢者肺炎球菌ワクチン(23価)を接種されたことのあるかたが、再接種した場合、注射部位の疼痛、紅班、硬結等の副反応が、初回接種よりも頻度が高く、程度が強くなるとの報告があります。
このため、接種間隔に関わらず過去に接種したかたは定期予防接種の対象とはなりません。初回接種から5年以上経過し、肺炎球菌により重症になる危険性が高いなど、再接種の必要なかたは、主治医とご相談ください。その際は、市からの助成はありません。
ご自身で接種歴を必ず確認し、また接種後は接種の記録を無くさないように大切に保管されますようお願いいたします。
定期予防接種年齢以外のかたの接種費用の助成について
予防接種はかかりつけ医で受けましょう
予防接種は、健康状態や生活習慣を把握しているかかりつけ医で受けましょう。
かかりつけ医で受けることで、以下のメリットがあります。
- ご自身の体調に合わせて接種をすることができる。
- 接種後の体調変化に気づきやすく、副反応が起きた場合も対応や相談がしやすい。
- 接種回数や接種間隔の間違いが起きづらい。
(予防接種を受けると、次の予防接種や治療を受けるために一定以上の間隔をあける必要があります。)
かかりつけ医をお持ちでないかたは、この機会にかかりつけ医をもつことを検討しましょう。
かかりつけ医についての詳細は、日本医師会のホームページをご参照ください。
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