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ご存知ですか?ジェネリック医薬品

更新日:2019年11月12日

 高齢化や医療を取り巻く環境の大きな変化などが要因で、医療費が増大し、医療保険財政が厳しい状況となりました。特に国民健康保険においては、全国的にみて高齢者のかたがたが多く加入されていることから、他の健康保険組合よりも1人当たりの医療費が多くかかっています。守谷市においても同様の傾向です。
 この医療費は、加入者の自己負担(お医者さんで支払う分)と、納めていただいた保険税等から賄っております。このまま医療費が増え続けると、さらに厳しい財政運営となるため、守谷市では、医療費適正化のためにさまざまな取組みを行っております。
 その一つが、ジェネリック医薬品の使用を促進することによる医療費の抑制です。ジェネリック医薬品は国を挙げて推進しています。では、ジェネリック医薬品とはどんな薬なのか?そして安心して使えるのか?薬代は安くなるのか?などをご紹介します。そして、加入者一人ひとりが自己の健康管理に十分心がけるとともに、正しい受診について努力しましょう。

じぇねりっく医薬品にするねばぁ

ジェネリック医薬品ってどんな薬?

 ジェネリック医薬品とは、厚生労働省が認めた医薬品で、先発医薬品(新薬)の特許期間が切れた後に、他のメーカーなどが有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果が同じように製造した医薬品で、先発医薬品(新薬)に対して後発医薬品ともいいます。
 先発医薬品に対して一般的に安価なのが特徴で、品質・有効性・安全性が認められています。

医薬品は医療用医薬品と一般用医薬品に分けられ、医療用医薬品は先発医薬品とジェネリック医薬品になります

先発医薬品の特許期間が満了した後、他メーカーはジェネリック医薬品として同じ成分の薬が製造できます。

先発医薬品(新薬)とジェネリック医薬品との違いは?

 ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許満了後に、先発医薬品と同一の有効成分を同一量含有し、効能・効果や用法・用量も基本的には変わらず製造・販売され、先発医薬品と治療学的に「同等」であり、先発医薬品の代替可能な医薬品であることを、必要なデータに基づいて審査を行った上で厚生労働大臣が承認をしたものだけが、ジェネリック医薬品として供給されています(注釈)
 その一方で、先発医薬品開発に9年から17年程度と長い期間と数百億円もの投資が必要といわれるのに対して、ジェネリック医薬品の開発期間は3年ほどという違いがあります。そのため、価格も先発医薬品の3割から5割程度に抑えることが可能になっています。

(注釈)
 ジェネリック医薬品は、先発医薬品と全く「同じ」である必要はありません。例えば、先発医薬品が製剤特許を有している場合などは、ジェネリック医薬品は先発医薬品と異なる添加剤を使用することがあります。

どんな利点があるの?

 ジェネリック医薬品は、一つの先発医薬品に対して、複数の種類がある場合もあり、薬によって価格は異なります。どのジェネリック医薬品を選ぶかによって、患者さんが窓口で負担する薬代は違ってきますが、先発医薬品よりも3割から5割程度安くなる場合が多いようです。
 慢性的な病気で、長期間、処方薬を服用する場合は、ジェネリック医薬品にすることで、薬代を減らすことができます。
 また、特許期間が過ぎている薬がすべてジェネリック医薬品に置き換えられた場合、日本の医療費は年間で約1兆円も節減できると言われています。
 つまり、少子高齢化が進むにつれて増大し続ける医療費財政を節減し、世界に誇るべき国民皆保険制度を持続させることにもつながります。
 特に国民健康保険制度においては、全国的にみても高齢者のかたがたが多く加入されていることから、他の健康保険組合よりも1人当たりの医療費が多くかかっています。このまま医療費が増え続けると、主な収入源である国民健康保険税を値上げしなくてはならないため、できる限り医療費を節減して、保険税値上げの抑制につなげることも大切です。

国は、ジェネリック医薬品の使用を促進することによって、

  • 患者さんの薬剤費の自己負担の軽減
  • 医療の質を落とすことなく、医療の効率化(医療費の削減)を図ること

が可能となると示しております。

守谷市国保では、ジェネリック医薬品差額通知を発送しています。

参考ホームページ(リンク)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用促進について(厚生労働省)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について(厚生労働省)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。ジェネリック医薬品Q&A(厚生労働省) 

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。政府インターネットテレビ「お薬代が安くなる?!ジェネリック医薬品」(内閣府) 

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。日本ジェネリック製薬協会

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。日本ジェネリック医薬品学会

このページに掲載している一部の情報は、内閣府、厚生労働省、日本ジェネリック製薬協会等のホームページに掲載されている情報を参考にしております。

薬の使いかた・副作用についての問い合わせ先)

茨城県薬剤師会 くすりの相談室
電話 029-306-8945
相談できる日時 月曜日~金曜日 午前9時から正午、午後1時から4時

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。くすりの相談室(公益社団法人茨城県薬剤師会ホームページ)

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お問い合わせ

健幸福祉部国保年金課
〒302-0198 茨城県守谷市大柏950番地の1
電話:0297-45-1111(代表)
ファクス:0297-45-6525

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