不動産販売の悪質な勧誘にご注意ください!
更新日:2021年2月25日
投資用マンションの販売などの不動産取引に関する執拗な勧誘を受けた
最近、リモートワーク等により在宅時間が増え、在宅中を狙った不動産販売の勧誘に関する相談が増えています。中には、土地売買契約と請負工事契約を強く迫られ、断ると脅されるといった事案が発生しています。
特に男性を対象に被害が多く発生しています。
「強引・強迫」「長時間勧誘」「夜間勧誘」と、問題のある勧誘が目立ちます。
事例1(強引、強迫的な勧誘)
自宅で住宅販売の勧誘を受け、断ったが長時間勧誘され続けた。「何時間も説明させて営業妨害だ」と脅されたり、「契約するまで居座り続ける」と凄まれたりした。
事例2(長時間、夜間に及ぶ勧誘)
自宅を訪問した販売員に勧誘されモデルルームを見に行った。朝10時に行って部屋を見て説明を聞き、翌日午前1時まで勧誘が続いた。帰してもらえず、帰るために仕方なく購入契約をしてしまった。「クーリング・オフはしない、契約内容を他言しない」という確認書にサインさせられ、手付金を放棄すれば解約できると説明された。
事例3(所属先の聞き出し)
路上で20代後半の男性に、「中途採用なので名刺交換の研修をしている。協力してほしい」と声を掛けられ名刺を交換した。2、3日後その人から会社に「中古分譲マンションを購入して人に貸さないか」と電話がかかってくるようになった。
ひとことアドバイス
- 早めに消費生活センターに相談してください。
- 身の危険を感じたら、直ちに110番通報してください。
