新型コロナウイルス感染症に関する市長コメント(3月25日掲載)
更新日:2020年3月25日
新型コロナウイルス感染症に関する市長コメント(3月25日掲載)
市長の松丸でございます。
茨城県内においても、感染者の数が増加傾向にあります。先日、第7回守谷市新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、今後の対応を検討いたしました。
守谷市では、茨城県から出された「新型コロナウイルス感染症対策と社会活動についての基本的な考え」に基づき、令和2年4月1日(水曜)から「密閉空間」「密集場所」「密接場面」を避けて、会議等の開催を再開していくことといたしました。
学校については、令和2年3月19日(木曜)に発表された国の専門家会議による見解や、文部科学省から出された「新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン」に基づき、4月から再開の予定です。
ヨーロッパ西部を中心に急激な感染の拡大が続いておりますが、それと比較すると日本国内の感染は、爆発的患者急増(オーバーシュート)には至ってないとのことであります。この状況を維持、減少させるためには、クラスター感染を防止することが重要だと言われています。
市民の皆様には引き続き、不特定多数が集まる「密閉空間」「密集場所」「密接場面」の3つの「密」が重なる場所での活動を控えていただきますようお願いいたします。
現状の感染の状況に関しては、「重症や死亡のリスクが高いのは高齢者、高血圧や糖尿病、循環器や慢性の呼吸器の病気、癌(がん)などの持病のある人だ」との情報もあります。また一方では、「ウイルスの毒性に関しては、それほど強くなさそうだ」との情報や、「感染者のおよそ80パーセントは症状が比較的軽く、肺炎の症状がみられない場合もある」との情報もあります。
子どもに関しては、「子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽い」「19歳未満の感染者は全体の2.4パーセントにとどまっており、重症化する人はごくわずかだ」との情報もあります。
しかしながら、決して楽観視することなく、市としての対応をとっていきたいと考えております。
オリンピック開催の延期という史上初めての事態に至り、新型コロナウイルスの感染拡大は人類が直面した新たな脅威であることをご理解いただき、引き続きご不便をおかけすることに対し、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
令和2年3月25日(水曜)
守谷市長 松丸修久
