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糸綴じ修理

更新日:2022年1月9日

写真は2枚を2つ折にして8ページが1セットになった絵本です。薄めの絵本で4束32ページのものです。
糸綴じの本を分解する時は、最初に本を開いて、綴じ糸をカッターなどで切ってください。その他の本の分解方法は、寒冷紗を使った補修のページをご覧ください。

糸綴じの本は、いくつかの束(1番多いと思われるのは、2つ折8ページ)を1つにまとめて綴じた本で、絵本や図鑑などノドの部分まで開く本に多いです。

説明
ページの破れ特にノド部分の破れなどは、あらかじめ補修しておいてください。

手順1 針穴の位置を印す。
破れなどが無く元の針穴が利用できる場合は、そのまま利用します。
新しい穴を開ける時は、ページの背の部分に糸穴の位置を鉛筆で印をします。
穴の間隔は、おおむね2.5センチメートルから3センチメートル程度を目安にします。
天地は1センチメートル以上離して穴をあけて下さい。穴の数は、偶数個にしてください。

説明
中央に0メモリがある定規の場合

  • 0メモリを本の中心に合わせます。
  • 3センチメートル間隔の場合、中央の0メモリから上下とも1.5センチメートルの位置に、印を付け、次から3センチメートル間隔で印をつけてください。
  • 複数の束に分かれている時は、1つの束に印をつけて、重ねて他の束に写すと良いでしょう。

手順2 印の位置に目打ちや千枚通しなどで穴をあけます。直接針で縫っても結構です。ただし、内側から針を通す時、穴が無いと位置が判りません。注意してください。

説明 穴を開ける時は、ページを良く合わせ、2枚の束ごとにあけてください。一度に複数の束を重ねて穴を開けようとすると、穴の位置がずれてしまいます。

手順3 ページの下半分をクリップで固定します。背の方向から針を入れ縫い始めます。天地どちらからでも結構です。(写真は地から縫い始めました。)

説明

  • 針と糸の準備を見て用意してください。
  • 縫い始めの位置には、抜け止めの引き解け結びが残ります。強く引いて糸を抜いてしまわないよう注意してください。抜けてしまった場合は、糸を全部引き抜き最初から行ってください。

手順4 最初の束は、外側と内側交互に縫います。端までくると、針は内側から背に出ます。

説明 糸を軽く引いて、ゆるみを取ります。糸を引く時は、必ず縫い方向に水平に引いてください。背に直角若しくは戻り方向に引くと紙が切れてしまいます。

手順5 2番目の束を最初の束の上に乗せ、最初の束全部と2番目の束の半分をクリップで固定します。

手順6 2つ目の束の背から糸を通し、2番目の穴から背に糸を出します。

手順7 2番目の穴から通した糸を軽く引いて、緩みを取り、ページの上で指で糸を抑えます。

手順8 最初の束の背の糸を針で下からすくいます。(3束目以降は、すぐ下の束の糸をすくいます)

手順9 糸を軽く引くと、2番目の穴の位置で一重結びができます。次の穴に針を通します。

説明

  • 背から針を通し、内側を通って背に出た糸を下の束の糸と結ぶ、この繰り返しです。
  • 一重結びはすぐにゆるみますがあまり気にしなくても結構です。
  • 強く引いてノド部分を破かないようにしてください。

手順10 端まできたら、縫い始めの位置の糸の引き解け結びを解いて、縫ってきた糸とほどけないよう固結びにします。

手順11 3束目を乗せて2束と3束目の半分をクリップで固定し、手順7から手順9の作業を繰り返します。

手順12 3束目の端まで縫ったら写真のように1束目と2束目の間に針を通し、下の糸をすくいます。

手順13 4束目を同様に綴じます。

手順14 最後の束を綴じ終わったら、手順12と同じく糸を処理し下の糸と結びます。

説明

  • 束と束の間に針を通す時、針で紙を刺してしまう時があります。下の糸だけをすくうようにしてください。
  • 余分な糸は、1センチメートル程度残して切ってください。

手順15 背に少し多めのボンドを付け、筆や指で平らにします。

手順16 背の隙間が多いとボンドがページの中まで入ってしまう場合があります。隙間が多い時は、天地及び真中をクリップなどで挟んでからボンドを塗ってください。

手順17 クリップで中身を固定します。

説明

  • 糸と中身をボンドで固めます。
  • ボンドがゆるい(水で薄めてあるなど)と隙間に入り易いので原液を使用してください。

手順18 ボンド乾燥後、寒冷紗を背に貼ります。

  • 寒冷紗の幅は、中身の厚さプラス4センチメートルから6センチメートル程度の幅にしてください。また、天地は、それぞれ1センチ程度短くなるようにしてください。
  • 最初のボンドを付けた際に寒冷紗を貼っても結構ですが、寒冷紗と中身が浮き上がってしまう場合があるので注意してください。

手順19 表紙と中身を取り付けて完成です。

説明
表紙と中身の取付け方法は、寒冷紗を使った補修のページを見てください。

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お問い合わせ

教育委員会中央図書館
〒302-0116 茨城県守谷市大柏937番地の2
電話:0297-45-1000
ファクス:0297-45-7500

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