アーティストは今
アーカスプロジェクトは、1994年のプレ事業開始から2022年で29周年を迎えました。
この29年の間に、世界中から約110組のアーティストたちが守谷市に滞在し、守谷市で得た経験を活かして、世界へはばたいています。
ここでは、守谷市での滞在・制作を経たあとの、アーティストのその後の活躍をご紹介します。
渡邊拓也さん(2019年度招聘)
ベルギー、ブリュッセルにあるアーティスト・イン・レジデンスプログラム、WIELS(ウィールズ)への参加が決まり、2022年夏から6か月間、制作滞在をします。
カーティス・タムさん(2017年度招聘)
2019年に森美術館(MAMプロジェクト026)で個展。アーカスプロジェクトで取り組んだ、体の内部で深く音を聞く「ディープ・リスニング」を発展させたサウンド・インスタレーションを発表しました。
ソンミン・アンさん(2010年度招聘)
アーカス滞在中に制作された「Be True your School」がシンガポールビエンナーレ2011に出品。シンガポール国立美術館に所蔵されました。
この作品は元大井沢小学校(現・もりや学びの里)の校歌を、卒業生の市民に思い出してもらい、歌ってもらう様子を映像作品にしたものです。
2016年に茨城県北芸術祭、2019年にあいちトレンナーレに参加しました。また世界で最も長い歴史を誇る国際美術展、ヴェネチア・ビエンナーレ(第58回、2019年)に参加しました。
ジョシュア・ソファーさん(2008年度招聘)
現在、英国ロンドンにて活動中のジョシュアさんは、2008年守谷市滞在中に市内の捨てられた本で図書館を作り、同時に守谷中央図書館で1週間に排出したゴミを収集・分類しました。それらを「ゴミの図書館/図書館のゴミ」としてオープンスタジオで展示しました。
それがきっかけとなり、2014年6月にロンドンのサイエンスミュージアムにて、1か月分のゴミを収集し、ゴミが美しくビジュアルアーカイブ化された展覧会(2014年9月14日まで)を開催しました。
ジョシュアさんの活動のきっかけとなった守谷市での活動や現在の活動は、英国紙ガーディアンにも大きく取り上げられました。
藤井光さん(2005年度招聘)
2017年に「日産アートアワード2017」グランプリ受賞。
2020年には海外での活動に意欲をもつ中堅アーティストを対象とした現代美術の賞、Tokyo Contemporary Art Award(2020-2022)を受賞しました。
小泉明郎さん(2003年度招聘)
2012年に第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ最優秀賞を受賞。
2013年ピンチューク・アートセンター(キーウ・ウクライナ)における第2回次世代アート賞では、ピープルズチョイス賞を受賞。
第2回次世代アート賞にノミネートされた世界各国21名のアーティストの一人として選ばれました。
2013年にニューヨーク近代美術館で個展「Project Series 99: Meiro Koizumi」を開催。
山出淳也さん(1996年度招聘)
別府市にてBEPPU PRJECTの代表理事・「混浴温泉世界」総合プロデューサーとして、国際芸術祭を開催するなど活躍されています。
平成20年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(芸術振興部門)。「国東半島芸術祭」の総合ディレクター。
アーカスプロジェクトに関するお問い合わせ
アーカススタジオ
守谷市板戸井2418 もりや学びの里内
開館日
火曜から土曜
午前10持から午後6時
(日曜・月曜・祝日は休館、月曜が祝日の場合は火曜が振替。)
連絡先
電話:0297-46-2600
メール:arcus@arcus-project.com
各種イベントの最新の情報がご確認いただけます。
教育委員会生涯学習課
〒302-0198
茨城県守谷市大柏950番地の1
電話:0297-45-1111(代表)
ファクス:0297-45-5703
