谷村里佳さん（バスケットボール選手）

好きで楽しんでいることは、 きっとうまく行く。

バスケットボール女子実業団のトップリーグであるWリーグで2016年から活躍し、日本代表に選ばれたこともある、守谷市出身の谷村里佳さん。今シーズンはドイツ・ブンデスリーガのフライベルクと契約。10
月のシーズン開幕に向けて、ドイツへ旅立つ前日にお話を伺うことができました。

御所ケ丘小学校で3年生のときにミニバスを始め、御所ケ丘中学校ではバスケ部に所属。高校は福岡の中村学園でインターハイ準優勝などを果たしました。「バスケでここまで来るとは思わなかったです（笑）」と振り返る谷村さん。大学4年生でのインカレ優勝をきっかけに、「もっとバスケをやってみたい！」と実業団でプレーすることを選んだそうです。

プレーの強みは、「いろいろなことができる」こと。185センチメートルという高さを持ちながらも、ローポストだけではなく、3Pシュートやドライブもこなせるところが持ち味です。「実業団に入って最初のチームで出会った監督のおかげで、今の自分があります」と話してくれました。

そんな谷村さんの小さい頃からの夢は、海外で生活すること。所属チームからの退団が決まったとき、国内のチームからたくさんのオファーがあったそうですが、「バスケを通して海外に挑戦できるなら」と、ドイツでのプレーを選びました。

「ドイツでは自分のことは全く知られていないと思うので、一から自分をPRし、積極的にコミュニケーションをとっていきたいです」とイキイキと話す谷村さん。練習中は主に英語、日常生活ではドイツ語も必要になるそうで、語学も勉強しているんだとか。

子どもたちへのアドバイスは「まずはそのスポーツを心から好きになること。私が一番伸びた時も、「もっとやりたい！早く練習に行きたい」という気持ちのときでした。自分が好きで楽しんでいることは、きっとうまく行くと思います」と話してくれました。

自身の目標も「今は本当にバスケが楽しいので、やれるところまでやりたいです！」と笑顔で話してくれました。