佐藤秀孝さん(首都圏新都市鉄道株式会社 つくばエクスプレス総合基地)

更新日 令和6年2月27日

佐藤秀幸さんの写真

「今日大丈夫だったから明日も大丈夫」ではない。

市内に住んでいる方なら一度は利用したであろうつくばエクスプレス(以下TX)。
秋葉原駅まで最短32分で到着でき、通勤・通学などになくてはならない存在として大活躍しています。そんなTXの車両基地が守谷市とつくばみらい市の境にあるのをご存知ですか? 今回は、車両基地で働く、市内在住の佐藤秀孝さんをご紹介します。

佐藤さんのお仕事は、TXが安全にお客さんを輸送し続けられるように保つこと。
TXの車両は全部で40編成以上。その全てが問題なく走行できるよう、10日を超えない期間ごとの「列車検査」、3カ月を超えない期間ごとの「月検査」、4年または走行距離60万キロメートルを超えない期間ごとに行う「重要部検査」など、さまざまな点検と整備を行っています。

もともと福島県の鉄道会社で働いていた佐藤さんは、「最新の鉄道技術に携わってみたい」という思いをきっかけに平成20年に入社。「摩耗した部品など、故障する前に交換して問題が起こらないようにするのが私たちの仕事です」と、日々検査と整備に取り組んでいます。休日、何事もなくふれあい道路から高架を走るTXを見た時に、やりがいを感じるんだとか。

苦労したエピソードを聞くと、「電車の技術がどんどん進化していくので、常に勉強するのが大変です」と苦笑いで答えてくれました。検査の機械化が進んでも最後は必ず人の目で見て判断することを大切にしているそうです。

現在は検査の監督者として、検査に関する業務全般を管理し、部下の育成に取り組む佐藤さん。「「今日大丈夫だったから明日も大丈夫」ということはない。どこで何があるかわからないからしっかり確認しよう」と指導しているそうです。

最後に守谷のことを訪ねると、「守谷は都会過ぎず、田舎過ぎない、ちょうどいいところが住みやすいですね。あとは、都内にすぐ出れるところがいいですね(笑)」と控えめにTXをPRしてくれました。

車両管理担当の皆さんが、一丸となって点検に取り組んでいます。

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