個別避難計画の概要
更新日 令和7年1月28日
「個別避難計画」とは、避難行動要支援者(避難支援が必要なかた)一人一人について、災害発生時の「避難支援等実施者(避難支援をするかた)」、「避難先」等をまとめた計画書のことです。
作成をとおして、地域の繋がりをつくるとともに、必要な支援内容を事前に決めておくことで、避難を円滑・迅速に行うことができます。
「どこへ」、「誰と」、「どうやって」避難するかを事前にまとめた大事な計画となります。
作成対象者
下記、どちらにも同意されたかた
- 避難行動要支援者名簿に登録しており、避難支援等関係者(自治会・町内会、民生委員等)に名簿内容の提供に同意したかた。
- 個別避難計画の作成、提供に同意したかた
個別避難計画作成の流れ(例)
下記の流れについては一例となります。要支援者の状況に合わせて、作成を進めていきます。
ステップ1
計画作成の同意確認
避難行動要支援者名簿に登録しており、避難支援等関係者に名簿内容の提供に同意したかたに対して、通知や訪問などで個別避難計画作成の同意確認を行います。
ステップ2
要支援者への事前ヒアリング
個別避難計画の作成に同意をされた要支援者の心身の状況や緊急連絡先などを、書面で事前確認を行います。
ステップ3
ヒアリング・計画作成
事前のヒアリング内容をもとに、訪問や電話にて、心身の状況、避難時の持ち物、地域の支援者などについて確認し、個別避難計画の作成を行います。
ステップ4
支援者の調整
災害時の安否確認や支援をしてくれる支援者候補のかたを検討します。
支援者候補のかたには、趣旨説明および協力依頼をし、意向確認を行います。
ステップ5
計画の提供
作成した個別避難計画は、避難行動要支援者本人、避難支援等関係者(自治会・町内会、自主防災組織、民生委員など)、避難支援等実施者(実際に避難支援をするかた)に提供されます。
ステップ6
避難訓練の実施
作成された個別避難計画をもとに、避難支援等関係者(自治会・町内会、自主防災組織、民生委員等)、避難支援等実施者(実際に避難支援をするかた)が中心となり、避難(防災)訓練を実施し、地域での顔の見える関係性づくり、個別避難計画の実効性の確認を行います。
ステップ7
計画の見直し・更新
個別避難計画を作成した要支援者に、内容に変更がないか確認をします。
また、地域での避難訓練などの結果から、より実効性のある避難計画となるよう、内容の見直しもお願いしています。
このページに関するお問い合わせ
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