内水浸水想定区域図
更新日 令和7年3月10日
内水浸水想定区域図とは
内水浸水想定区域図は、公共下水道全体計画区域を対象とし、水路や下水道の排水能力を超える大雨が降った際に放流先の河川水位上昇により十分に排水できなくなり、雨水が溢れ、住宅地や道路などが冠水する「内水浸水」が発生しやすい地域を示したマップになります。また、作成時点の下水道雨水施設の整備状況を考慮して、「想定し得る最大規模の降雨(1時間降雨量153ミリ)」、かつ「放流先河川の水位が上昇し適切に排水できない状況」で内水浸水が起こった場合に想定される浸水深を示したものです。
想定し得る最大規模の降雨とは?
想定し得る最大規模の降雨とは、おおむね1000年に1回の確率で発生する降雨とされています。国が定める基準に基づいて、過去に守谷市で観測した総降雨量が最大の降雨(令和5年6月2~3日、総降雨量310.5ミリ、1時間最大雨量53.0ミリ、POTEKA観測)における降雨の波形(時間的な分布)を、地域ごとに定められた最大降雨量となるように引き伸ばして作成したもので、総雨量410.5ミリ、1時間最大雨量153ミリの降雨となります。なお、過去に本市で観測した1時間最大雨量が最大の降雨は、守谷市郷州小学校で観測された令和3年7月11日降雨(総降雨量85.5ミリ、1時間最大雨量85.0ミリ、POTEKA観測)になります。
守谷市防災ハザードマップとの違いは?
現在公開している「守谷市防災ハザードマップ」は洪水浸水想定区域図を基にした「洪水ハザードマップ」と呼ばれるもので、国や県が管理している一級河川の水位が上昇し、堤防を越えたり堤防が決壊したりすることで発生する外水氾濫を対象として避難経路や避難場所の確認に活用するマップになります。内水浸水想定区域図は、通常河川に放流している雨水が河川水位上昇により十分に排水できなくなり、雨水が溢れた際に浸水しやすい区域を示したものであり、浸水の起因が異なるものになります。また、解析に用いている降雨も異なります。そのため、「洪水ハザードマップ(注記1)」と「内水ハザードマップ(注記2)」はそれぞれ異なる条件のマップであり、浸水範囲や想定される浸水の程度が異なる場合があります。
(注記1)洪水ハザードマップについてはコチラ
(注記2)内水浸水想定区域図に避難情報など様々な情報を記載したものが内水ハザードマップ
今後について
上下水道課では令和7年度以降に「内水ハザードマップ」の作成を予定しております。完成後はHPで公開予定です。
このページに関するお問い合わせ
上下水道事務所 上下水道課
〒302-0110 茨城県守谷市百合ケ丘二丁目2734番地の1(外部リンク)
電話:0297-48-1842 ファクス番号:0297-48-6097
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。