イネ縞葉枯病
更新日 令和6年1月23日
ヒメトビウンカが媒介するウイルス病で、保毒したヒメトビウンカが水稲を吸汁すると感染し、次のような症状が発生します。
- 葉、葉鞘が黄緑色、黄白色になり、葉巻症状が出る場合もあります
- 葉がこより状に垂れ下がり、枯死します
- 出穂期には穂がすくみ奇形となり、捻実不良や不稔で減収します
発生状況
つくば地域農業改良普及センターの調査によると、同センター管内でヒコバエ(二番穂)での感染が確認された地点数が急速に増加しており、守谷市内においても感染が確認され、発病株率が増加しています。

対策
主に次のような対策が拡大防止や被害軽減に有効とされています。
- ヒメトビウンカの生育場所となるヒコバエは、速やかに耕起してすき込む
- 除草を徹底し、越冬するヒメトビウンカを減らす(ヒメトビウンカは、イネ科雑草でも越冬します)
- 育苗箱に、ヒメトビウンカに効果のある薬剤を散布する(薬剤摂取により死亡しますが、軽度の発病はあります)
- イネ縞葉枯病の抵抗性品種を作付する
- 疎稙(苗の少ない植えかた)を避ける
補助
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