ブレスト・アウェアネスのすすめ

更新日 令和6年3月18日

ブレスト・アウェアネスとは

ブレスト・アウェアネスとは、自分の乳房の状態に日ごろから関心を持ち、乳房を意識する生活習慣のことをいいます。

乳がんの早期発見・早期診断・早期治療につながる、とても重要な生活習慣です。

ブレスト・アウェアネスの4つのポイント

1.自分の乳房の状態を知る

日ごろから「自分の乳房の状態を知る」ことがまずブレスト・アウェアネスの第一歩です。

入浴やシャワーの時、着替えの時など、ちょっとした機会に自分の乳房を「見て」「触って」意識する習慣をつけましょう。

2.乳房の変化に気を付ける

普段の乳房の状態を知ることで、初めて変化に気づくことができます。「いつもと変わりがないかな?」という気持ちで取り組みましょう。

変化として注意するポイントは

  • 乳房のしこり

乳房やわきの下に、何か触れるものはありませんか?

  • 乳頭からの分泌物

乳頭から血性の分泌液はありませんか?乳頭付近の下着が汚れていることはありませんか?

  • 乳頭や乳輪のびらん

ただれやびらんはありませんか?皮膚の病気のほかに、乳がんの早期の症状である場合があります。

  • 乳頭の皮膚のくぼみやひきつれ

凹み、くぼみ、ひきつれはありませんか?

  • 乳房の痛み

乳房の痛みは、乳腺症などの良性病変が原因のこともありますが、乳がんの症状のこともあります。

3.変化に気が付いたら、すぐに医師に相談する

乳房の変化がすべて乳がんの症状とは限りませんが、気が付いた乳房の変化が早期乳がんの症状の可能性もあります。

変化に気づいたら、次の検診を待つことなく、医療機関を受診しましょう。

大丈夫だろうと安易に自己判断することはよくありません。早めに専門医の診察を受けましょう。

4.40歳になったら、2年に1回乳がん検診を受ける

乳がん検診の目的は、乳がんでなくなる女性を減らすことです。現在厚生労働省が推奨している乳がん検診(マンモグラフィ)は「死亡率を減少させることが科学的に証明された」有効な検診です。40歳以上の女性は2年に1回、定期的に検診を受けましょう。

守谷市で実施している乳がん検診については下記をご覧ください。

自己検診の方法

乳がん自己検診法の説明です。まずは乳房の見ために変化がないか、両手を上げ下げして観察します。形の変化や、皮膚のただれなどがないか確認します。次に触ってチェックします。左の乳房は右手の、右の乳房は左手の親指以外の4本の指でくまなく触ります。わきの下にしこりが無いかもあわせて確認しましょう。
乳がん自己検診法

このページに関するお問い合わせ

健幸福祉部 保健予防課
〒302-0109 茨城県守谷市本町631番地の1(外部リンク)新しいウィンドウで開きます
電話:0297-48-6000 ファクス番号:0297-48-6319
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。