カバー用フィルムのかけ方
更新日 令和6年1月24日
図書館の本は、破損や汚れ防止のため、カバー用フィルム(以下、ブッカー)が貼ってあります。
本の装備の最も基本的な技術のひとつである、ブッカーの貼りかたについて説明します。
ブッカーの貼りかた
手順1
ブッカーを、天地左右とも本より2センチ程度大きくカットする。
手順2
本の表紙にカバーがある場合は、内側への折り込み部分の4か所を、写真のようにカットする(ブッカーと表紙の接着面を確保するため)。
手順3
ブッカーの剥離紙を内側にして二つに重ね、間に本を差し込み、位置を決める。
ポイント
- しっかり奥まで本を差し込む
- ブッカーの上下の隅もしっかり合わせる
手順4
ブッカーを開き、本の背の位置に鉛筆で印をつける。
本が動かないように注意。
手順5
本を一時的によけ、ブッカーの剥離紙を、手前から4センチから5センチめくり、折り曲げる。
手順6
本の背を、手順4でつけた印に合わせ、かつ左右のスペースも合わせる。
手前のブッカー接着面に、本の小口側を下ろす。
手順7
ブッカーと本を一緒にひっくり返す。
手順8
背の方向に向かってプラ定規を滑らせ、空気を抜きながらブッカーを貼る。
ポイント
- 定規は少し厚めのものが望ましい。
- 定規は手で持っている側を斜めに持ち上げて、背の方向に押し付けながら滑らせる。
- ミゾがある本は、ミゾの部分も定規でしっかり押し付けて貼る。
手順9
背も定規を押し付けて、ブッカーを貼る。
ポイント
- 背の部分に空気が残ってしまったら、指などで空気を抜く。
手順10
反対側も空気が入らないように、プラ定規を滑らせながらブッカーを貼る。
小口まで行ったら、剥離紙を完全にはがす。
手順11
小口・天地のブッカー四隅を、写真・図のようにカットする。
手順12
小口のブッカーを内側に折り込んで貼る。
手順13
一度本体を外し、カバー中央部に入れた切れ込みを、天地ともにブッカーを内側に貼る。
カバーがない本は、折り込めないので切り取る。
手順14
本体をカバーの中に、天地を合わせて戻す。
天地部分のブッカーを貼り、完成。
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