本の種類と部分名称
更新日 令和6年1月24日
本の種類
上製本(ハードカバー)
ボール紙を芯にして表紙にし、中身を包む製本方法。
丸背と角背がある。
並製本(ソフトカバー)
厚めの紙で中身を包む製本方法。
部分名称
天
本の上の部分
地
本の下の部分
平
本の平面部分
背
本を束ねている部分
角
本の四隅
前小口
中身の背の反対側
しおり
読んでいるところなどに挟む紐
ノド
本を綴じている
花布(はなぎれ)
背の天地についている布製の飾り
補強の役割も兼ねている
見返し
中身と表紙の間につけてある紙
本の綴じかた
中綴じ
二つ折りにした紙の折り目を、ホチキスなどで綴じた本。
週刊誌やパンフレットなどで用いる。
平綴じ
背から5ミリメートル程度のところを、針金やホチキスなどで綴じた本。
丈夫だが、本のノド部分までは開かない。
教科書、報告書、企画書などで用いる。
無線綴じ
糸や針金を使わないで、本の背をのりや樹脂で固めて綴じた本。
文庫、雑誌、マンガ、週刊誌、上製本、並製本などで用いる。
糸綴じ
二つ折りにした本の中身の背を、糸でかがって綴じた本。
ノドまで開くことができて丈夫なため、上製本に使われる。
図鑑、辞書、百科事典などで用いる。
あじろ綴じ
無線綴じの改良版。
背の部分に切れ込みを入れて、のりや樹脂を浸透させて強度を増した本。
上製本、並製本、辞典、写真誌などで用いる。
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