みずき野地内商業施設跡地利活用事業の概要
更新日 令和6年1月23日
みずき野地区には、平成20年度にスーパーが撤退して以降、利活用が進まなかった土地があり、地元町内会からもこの土地の利活用について要望が出されていました。
こういった中、高齢化が進むみずき野地区の活性化を図るために、平成27年12月に市がこの土地を購入することを決定し、購入に向けて前所有者と協議を重ね、平成28年12月に議会から当該地の取得について承認をいただきました。
市では、この土地について、地域の課題解決につながり、みずき野全体のまちづくりに資するような利活用を図っていきます。

利活用方針を決定しました
利活用方針(案)決定後に皆様からいただいたご意見や事業者からのヒアリング結果をもとに以下のとおり利活用方針を決定しました。
1.利活用方針の視点
みずき野地区は市内で最初に大規模開発によって整備され、昭和57年から入居が始まりました。現在では65歳以上の方が4割を超え、高齢化が進行しています。また、地区の成熟化により当該地以外に事業用に供する用地の確保が難しい状態です。
現在の地域内には飲食や買い物ができる場所が少ないため、住民の多くが近い将来車を運転できなくなった場合に、食料品や日用品などの調達が難しくなるという不安を感じています。加えて、健康や医療への関心が高いことが伺われます。
そこで、地域の中心に位置する当該地に日常生活に資する飲食、買い物、健康増進または交流のいずれかの基軸となる施設が求められています。
また、地区内には若い世代が利用できる施設も少ないため、高齢者世代と若い世代が交流する機会が少ないことが課題です。
よって、地域内のみの活性化に限らず、地域外からも積極的に多様な人の日常的な流入が期待できるような環境を整備することも求められます。
2.当該地における利活用方針
上記で整理した課題や視点は、高齢者世代のみでなく、若い世代にとっても課題となる内容です。これら地域の課題解決に資する当該地の利活用方針を以下のように定めます。
みずき野に住む人の日常生活に資することができ、また、地域と地域外をつなげ、多様な人が日常的に使える環境
利活用方針(案)を提案します
これまで実施してきたアンケート、ヒアリング及びオープンハウスでのご意見等を基に整理した地域の課題解決に資する当該地の利活用方針を以下のように提案します。
この案に皆様からご意見をいただきながら、利活用方針をまとめていきたいと考えています。
(注意)ご意見の募集期間は終了しました。多数のご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
利活用方針(案)
1.みずき野に住む人の日常生活に資する
みずき野地区に住む人にとって、歩いて行くことができるエリアに買物をする場所や飲食店がないため、お店や交流促進、健康増進など、みずき野に住む人の日常生活に資する機能が求められます。ただ、これまで商業施設が撤退した経緯を踏まえると、一般的な店舗ではなく、日常でもわざわざ行きたくなるお店、交流促進や健康増進などに結び付く場が求められます。
2.地域と地域外をつなげ、多様な人が日常的に使える
循環するまちを望むには、地域外から人を呼び込むことが必要になります。この場所を地域の人だけに利用が限定されるものではなく、ある程度開かれた施設による利活用を図ることで、この場所が地域と地域外をつなげる役割を果たし、人が流入するきっかけとなることが期待できます。
また、地域に飲食店や休憩スペースがないことから、地域と地域外をつなぐだけでなく、当該地には、あらゆる人が気軽に使え、交流することができる居場所づくりが求められます。
3.働く場として活用できる
地域で働くことができる場を整えることで、若い世代の流入やまちの活性化につなげる視点が求められます。
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エクセル跡地利活用方針(案)にご意見をお寄せください (PDF 2.2MB)
みずき野地区に平成30年1月25日に全戸配布したお知らせ文です。
こちらを合わせてご覧いただくと、整理した地域の課題などがご確認できます。
利活用方針(案)にご意見をお寄せいただきました
市から提案する利活用方針(案)について、1月25日(木曜)から2月28日(水曜)にかけて、WEBアンケートやオープンハウスなどでご意見をお寄せいただきました。
WEBアンケートでの意見募集
WEBアンケートは終了しました。ご協力いただきありがとうございました。
募集期間1月25日(木曜)から2月28日(水曜)
回答数12件
オープンハウス(展示型説明会)

11月に引き続き、今回もエクセル跡地でオープンハウスを開催しました。
利活用方針の概要等をパネル展示し、様々な方からの声を集めると同時に、プロジェクトの周知を行いました。
- 平成30年2月18日(日曜) 午前10時から午後4時
来場者数28名、回答数15件 - 平成30年2月19日(月曜) 午前10時から午後4時
来場者数43名、回答数26件
利活用事業についてのお知らせ
みずき野地区の皆様に配布や回覧したお知らせ文です。
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エクセル跡地の利活用についてご協力のお願い (PDF 725.5KB)
みずき野地区の皆様に平成28年10月25日に全戸配布したお知らせ文です。 -
エクセル跡地利活用事業の進捗状況について (PDF 527.1KB)
みずき野地区に平成29年10月25日に回覧したお知らせ文です。
利活用方針の策定に当たっての取組
利活用方針の策定に当たっては、地方創生事業として筑波大学と協力し取り組む「「学生が輝く"まち"」再生プロジェクト」と連携して検討・策定を進めています。このプロジェクトでは、将来のみずき野を考えた長期ビジョンを策定しますが、この中に当該地の利活用も盛り込むことになります。
利活用方針をまとめるに当たっては、主に以下の方法により対話を進め、地域の課題や利活用実現のポイントを整理しました。
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みずき野の将来のまちづくりに関する調査報告書 (PDF 436.8KB)
WEBアンケート、ステークホルダーヒアリング、オープンハウスの結果を踏まえ、みずき野地区の将来のまちづくりに関して要点をまとめた報告書です。
サウンディング型市場調査
当該地の市場性や事業化の可能性を探るため、利活用構想を固める前の事業者との事前対話であるサウンディング型市場調査を実施しました。
サウンディング型市場調査の実施期間は終了しましたが、引き続き、利活用に係るご提案を募集しています。
個別に対応しますので、別途ご相談ください。
WEBアンケートでの意見募集
WEBアンケートは終了しました。ご協力いただきありがとございました。
(注記)募集期間10月6日(金曜)から10月31日(火曜)
みずき野のこれからのまちづくりに関するアンケート
平成29年2月に、みずき野地区全世帯を対象に「みずき野のこれからのまちづくりに関するアンケート」を実施しました。その設問の1つとして、「当該土地に望まれる複合施設」を照会しました。
アンケートの結果を掲載しています。
ステークホルダーヒアリング
地域ビジョン実現における主要な関係者(ステークホルダー)の声を聞きました。それぞれのステークホルダーが重要に思うことをまとめるとともに、今後の検討プロセス策定の参考とします。
実施期間
平成29年10月2日(月曜)から28日(土曜)
ヒアリング対象
- みずき野町内会、NPO法人明日のみずき野を考える会、みずき野幼稚園職員・保護者、郷州小学校PTA・おやじの会、みずき会、みずき野町内会育成会の関係者(計24名)
- シェアハウス事業で入居中の学生
オープンハウス(展示型説明会)
ステークホルダーヒアリングや既に実施しているアンケートの概要をパネル展示し、組織、団体に所属していない多様な地域主体の声を集めると同時に、プロジェクトの周知を行いました。
ヨークベニマル守谷店(松並青葉)
平成29年11月18日(土曜) 午前10時から午後6時
回答数12件
守谷インターナショナルスイミングスクール前(エクセル跡地)
平成29年11月23日(祝日) 午前10時から午後6時
回答数37件
(注記)11月18日(土曜)から24日(金曜)の期間は館内で概要版の閲覧を実施
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