2020年度 派遣事業紹介
更新日 令和6年1月23日
(備考)2020年度に実施したすべての派遣事業は、新型コロナウイルス感染症対策(3密防止、マスク着用、手指消毒など)を行った上で実施しています。
なお、撮影用に一時的にマスクを外している場合があります。
マインブルク市とのクリスマスカード交流プロジェクト(郷州小学校・御所ケ丘小学校:2021年1月18日)
大野小学校の訪問に引続き、郷州小学校と御所ケ丘小学校を訪問しました。
まず、郷州小学校の5年生2クラスにプレゼンテーションとカードの配布を行いました。
プレゼンテーションでは、ドイツの文化やマインブルク市の特徴の他に、挨拶や自己紹介などの簡単なドイツ語も紹介しました。
皆、興味を持って聞いてくれていて、プレゼンテーションの最後に「今日覚えたドイツ語は?」と先生が聞くと「Guten Tag(こんちには)」や「Mein Name ist...(私の名前は…)」など、先程教えたドイツ語がすぐに返ってきて、とても驚きました。
クリスマスカードを配布した後は、皆でカードを持って写真撮影。
この写真をマインブルク市に送って、無事にカードが届いたことを報告します!
次に御所ケ丘小学校の5年生2クラスの教室に訪問しました。
最初のクラスでは、移民を背景としたドイツの多様な食文化に興味を持ってくれた子が、前に出て来て質問をしてくれました。
また、プレゼンテーションの後には「ドイツに移住したい!」と言ってくれた子もいました。
もう一つのクラスでは、ドイツ語での季節の表現について質問をして、一生懸命メモを取っていた子がいました。
皆さん自分で考えながら一生懸命話を聞いてくれたので、とても充実した学校訪問になりました。
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クイズコーナーは大盛況でした
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プレゼン後には質問が!
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いよいよカードの配布です!
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どんなメッセージが書いてあるのかな?
茨城県国際交流協会の世界文化セミナー(2021年1月13日)
令和3年1月13日(水曜)の午後、国際交流員のシュテファニーが講師として茨城県国際交流協会の「世界文化セミナー」に参加しました。
茨城県在住の外国籍のかたが自由にテーマを選び、英語で自分の国を紹介するレクチャーシリーズです。
新型コロナウイルス感染症の予防のため、今回のプレゼンテーションはWeb会議サービス「Zoom」を使って完全にリモートで行いました。
プレゼンテーションのタイトルは「戦後ドイツにおける建築・過去、現在、または未来へ?」で、前半ではドイツについての一般的な説明の後、写真や統計を見せながらドイツの伝統的な住宅づくりや住宅市場の現状を紹介しました。
多くの参加者が、ドイツ北部にも茅葺屋根があることと、日本の方がドイツより持ち家住宅率が高いことに驚いたようです。
後半では、戦前の建物の再現事業の代表的な例を4つ紹介しながら、その裏にある議論やイデオロギーについて話しました。
特に、ベルリンの中心部に残っている教会の廃墟や、最近激しく賛否両論が飛び交う「ベルリン王宮」の復元プロジェクトについては、ディスカッションのとき多くの参加者からコメントがありました。
実際にドイツに行ったことがあるかたが何人もいて、時間が足りないくらい沢山の質問がシュテファニーに寄せられ、画面越しでの交流にもかかわらず、とても充実した時間でした。
マインブルク市とのクリスマスカード交流プロジェクト(大野小学校:2021年1月12日)
守谷市教育委員会指導室と共同で、小学生が英語の授業で作ったクリスマスカードを、姉妹都市であるマインブルク市(ドイツ)の小学生と交換するプロジェクトを行いました。市内小学校3校の5クラスが参加してくれました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響による国際郵便の遅延のため、マインブルク市からカードが届いたのは、小学校が冬休みに入ってからでした。
そこで冬休み明けに、少し遅くなりましたが、今回のプロジェクトに参加した大野小学校の3年生にカードを届けました。
初めにドイツに関するプレゼンテーションを行い、クイズコーナーでは、皆元気よく手を挙げて答えてくれました。
また、マインブルク市の紹介では、自分たちが手紙を出した相手がどんな所に住んでいるのか、興味津々な様子で話を聞いていました。
プレゼンテーションの後は、いよいよクリスマスカードの配布です。
児童ひとりひとりに、名前が書かれたカードを渡しました。
海外からカードが届いたのは初めてという子も多く、とても嬉しそうでした。
カードを受け取った児童は、英語で書かれた文面を自分で読もうとチャレンジしたり、国際交流員のシュテファニーやALTの先生に何と書いてあるのか質問したりしていました。
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ドイツと日本、大きいのはどっち?
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一人ずつ名前を呼んで配ります
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カードは筆記体で書かれていました
Zero Point「第7回 国際交流プログラム」(2020年12月22日)
12月も多機能型事業所Zero Pointで国際交流プログラムを開催して、「ドイツのクリスマス」を紹介しました。
前回渡したアドベンツカレンダーの24個の箱の中にはドイツのお菓子と、クリスマスの行事や飾り物の紹介文が入っていたのですが、嬉しいことに皆さんはカレンダーをとても気に入ってくれたようです。
今回のプレゼンテーションでは、ドイツのクリスマスを振り返って、クリスマスマーケットやクリスマスのごちそうを紹介した時、話が特に盛り上がりました。
後半は、参加者の皆さんがクリスマスサプライズとしてドイツ語で「モミの木」の歌を歌ってくれた後、サンタとして仮装したスタッフさんが全員に小さなプレゼントを配りました。
更に、皆さんからは手作りのしめ飾りとお礼のメッセージをいただきました!
最後は、ドイツ語と日本語でクリスマスと年末の挨拶を交わし、今回の派遣は終了となりました。
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掲示版にはアドベンツカレンダーの中身が!
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ドイツのクリスマスクイズを出題!
Zero Point「第6回 国際交流プログラム」(2020年11月25日)
11月の国際交流プログラムのテーマは「ザンクト・マーティン:ドイツの秋のランタン祭り」でした。
今まで一緒に勉強したドイツ語の挨拶の復習の後、風邪が流行る寒い季節に役に立つ便利な表現を2つ紹介しました:「Gesundheit!(ゲズントハイト)」はくしゃみをした人に対して使う軽い「お大事に」という表現で、「Gute Besserung!(グーテ・ベッセルング)」は病気の人や怪我をした人に対して使います。
毎年11月11日にドイツ各地で開催される「ザンクト・マーティン」というお祭りの由来と過ごし方や、その日お祝いする「トゥールの聖マーティン」という人物を巡る伝説の説明の後、参加者はこのお祭りの代表的な風物詩であるランタンを自分で作りました。
青、ピンク、紫など、色選びによって個性が溢れるランタンが出来上がりました。
作り終わった後は、皆自分のランタンを持って一緒に近所の散歩に出かけ、交流を深めました。
最後に、クリスマスを楽しみにしつつ12月中にドイツの文化に触れられるよう、手作りのアドベンツカレンダーを渡しました。
次回は今年最後の国際交流プログラム。
テーマはもちろん「クリスマス」です!
「ザンクト・マーティン」イベント(2020年11月15日)
今年も守谷駅前親子ふれあいルームで、「ザンクト・マーティン」というドイツの秋のお祭りを紹介するイベントを開催しました。
ドイツでは、聖マーティンの日である11月11日に子ども達が手作りのランタンを持って、夜の街をグループで散歩します。
聖マーティンの格好をした人が馬に乗ってランタンの行列を率いるなど、立派な行列を開催する地域もあります!
新型コロナウイルス感染拡大の予防のため、今回のイベントは3回に分けて少人数で行いました(各回親子3組)。
お祭りの紹介のあと、参加者は歌や手遊び、ゲームを通して実際にドイツ語とドイツの文化に触れました。
参加者の中には、新婚旅行でドイツに行った方やドイツでの短期留学を経験した方、ドイツのボードゲームが趣味だという方もいました。
併せて、ドイツ再統一が今年30周年を迎えたので、東西分裂時代のドイツをテーマにした写真の展示も親子ふれあいルームで行いました。
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皆、離れて座っています
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ドイツの魚の手遊びを紹介しました
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ランタン作りに夢中です!
Zero Point「第4回・第5回 国際交流プログラム」(2020年9月29日&10月27日)
2回に渡って「芸術の秋」というテーマで、多機能型事業所Zero Pointで国際交流プログラムを開催しました。
9月には、ドイツの美術を紹介しました。
ドイツのロマン主義や表現主義の絵画をとりあげ、現代美術家ヨーゼフ・ボイスの名言「人間は誰でも芸術家である」について感想や意見を伝え合い、話に花が咲きました。
10月には、現代デザインに大きな影響を及ぼしたドイツの「バウハウス」という教育機関の歴史を紹介し、ドイツと日本におけるアニメとマンガの違いについても話しました。
終わりに、ユーチューブで様々な言語で日本のアニメのテーマ曲を聴き比べ、言語と音楽を通して各国の雰囲気を感じました。
今まで一緒に勉強してきたドイツ語も復習して、これからも徐々に新しいドイツ語にチャレンジする予定です。
Zero Point「第3回 国際交流プログラム」(2020年8月25日)
多機能型事業所Zero Pointで、3回目の国際交流プログラムを実施しました。
今回のテーマは、「ドイツの夏の過ごし方」です。
参加者の数名が素敵な浴衣姿で参加してくださり、夏の雰囲気が漂う回でした!
まずは、簡単なドイツ語からスタートです。
時間帯ごとの挨拶やお別れの挨拶、ドイツ語圏の方言の挨拶など、様々なドイツ語の挨拶を勉強しました。
その後は、天気や風物詩、イベントなど、ドイツの夏の特徴を紹介しました。
「夏のドイツは夜の10時頃まで明るく、日本より日が長い」、「反対に冬は朝8時頃にようやく日が昇り、夕方4時には日が暮れて一日中薄暗い」といったドイツと日本の違いや、見た目がミートソーススパゲッティのような「スパゲッティーアイス」が人気だと知ると、参加者たちはとても驚いていました。
最後は、好きな休日の過ごし方や旅行先について、参加者から色々な意見を聞くことができました。
また、質問コーナーでは、クラッシック音楽やドイツ人の名前のニックネームの話で盛り上がり、シュテファニーさんには「シューちゃん」という素敵なニックネームを考えてくれました!
また次回のプログラムでお話しできることを楽しみにしています!
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事業所には国際交流員コーナーが!
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浴衣を羽織って雰囲気を体験させてもらいました!
Zero Point「第2回 国際交流プログラム」(2020年7月21日)
多機能型事業所Zero Pointで、2回目の国際交流プログラムを実施しました。
初めての参加者もいたので、前半はまず、自己紹介や前回行った英語とドイツ語の表現の復習を行いました。
そしてその後、新しいドイツ語として「Wie geht’s? (お元気ですか?)」を紹介して、早速お互いにこのフレーズを聞きあう練習をしました。
新しいドイツ語にチャレンジしながら、一人ひとりその日の自分の調子について考えた上で、「Sehr gut! (とても元気です!)」や「Es geht so.(まあまあです。)」などとドイツ語で答えました。
後半は、前回の参加者からリクエストされたドイツのファッションや流行りを紹介しました。
ドイツの学校にはない制服のメリットとデメリットについてディスカッションしたり、ドイツのイケメンと美女の話をしたりして盛り上がりました。
積極的に参加してくださった皆さんのおかげで、とても生き生きしたプログラムになりました!
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まずは、国際交流員の仕事の紹介です
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新しいドイツ語を皆で練習中
キッズ絵画教室(2020年7月16日、17日)
郷州公民館で開催されている「キッズ絵画造形教室」で、派遣活動を行いました(16日は低学年教室、17日は高学年教室)。
この教室では、ドイツ大使館主催の絵画コンテスト「わたしのドイツ2020」への応募準備の教室が開かれ、シュテファニーさんがドイツの写真を見せながらドイツの文化や日独交流の例を紹介しました。
低学年教室の質問コーナーでは、子どもたちから「ドイツで一番人気の動物は?」「どんな野生動物がいますか?」など、身近な動物についての質問が絶えませんでした。
「ブレーメンの音楽隊」など日本でも愛されているグリム童話のメルヘン(ドイツ語で「おとぎ話、昔話」という意味)がドイツから来たと知ると、子どもたちの関心は一気に高まった様子でした。
一方、高学年教室の子どもたちは、壁に飾ったドイツの風景や名所の写真についての質問が多く、教室が終わり片付け作業の時も、熱心に写真を見ながら作品のアイデアについて友達と話し合っていました。
2日間とも、子どもたちと一緒にドイツの話を興味深そうに聞く保護者が多く、過去のコンテストで受賞した子どもたちも参加していました。今年も素敵な作品を楽しみにしています!
Zero Point「第1回 国際交流プログラム」(2020年6月16日)
多機能型事業所Zero Pointで、国際交流プログラムを実施しました。
まずは、英語とドイツ語の挨拶や簡単な表現を学び、自己紹介に挑戦です。
それぞれ自分の名前と住んでいる所、好きな物を英語やドイツ語で紹介しました。
参加者のみなさんの素晴らしい自己紹介に、シュテファニーさんから「Super!」(ドイツ語で「素晴らしい!」)という声が上がりました。
言語を学んだ後は、ドイツの文化について学びます。
シュテファニーさんから、ドイツの多様な文化について紹介があると、参加者のみなさんから「へー!」という驚きの声が聞こえてきました。
今回のプログラムが、世界に興味を持ち、様々なことに挑戦するきっかけになると嬉しいですね!
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みなさん興味深そうに聞いています
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ドイツ語で自己紹介に挑戦
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