ごみ減量のすすめ

更新日 令和6年1月23日

ごみの減量化・リサイクル推進の重要性が社会的な関心を呼んでいます。

守谷市でも、ごみの排出量削減の取り組みとして平成24年度から粗大ごみ収集の有料化が始まったほか、不燃ごみとして出されていたペットボトルとプラスチック製容器包装を分別収集による再資源化も始めました。

ごみが増えると、いったい何が問題になるのでしょうか?

大きく分けると次の3つの問題が発生してきます。

地球資源の問題

暮らしの中で必要がなくなったものを「ごみ」といいます。世の中にある「もの」は必ず「資源」から作り出されます。その「もの」が次々と捨てられるということは、つまり「資源」が捨てられているということになります。あらゆる「資源」には、限りがあります。

また、「資源」から「もの」を作り出すにも、エネルギーが必要になります。

つまり、「資源」だけでなく、「エネルギー」も無駄にしていることにつながっているのです。

ごみの処分の問題

ごみを燃やす時には、そのごみからさまざまな化学物質や二酸化炭素が発生して、空気を汚しています。焼却量が増加するということは、それだけ空気が汚れるということになります。

また、現在ある以上に焼却場を増やすということは難しいために、ごみの処理が間に合わなくなる可能性があります。ごみを焼却しないで埋立て処分する場合にも、埋立てできる容量に限りがあるため、埋立て処分場が足りなくなる可能性があります。

ごみ処理経費の問題

ごみを1トン処理するのに約3万円弱の経費が掛かっています。
この経費は、皆さんから集められた税金で賄われています。
ごみが増えるということは、皆さんの生活に直結しているのです。いますぐ、ごみの減量に取り組みましょう!

5Rでごみを減量しましょう!

「5R」とは、ごみを減らすために必要な「R」ではじまる5つの行動・方法の頭文字をとったものです。

5Rを一人一人が実践し、ごみの削減・発生抑制と資源の有効利用を進めることは、地球温暖化などの環境への負荷が軽減される効果があり、「循環型社会」の実現につながります。持続可能な環境を保全するためにも、今日から5Rを実行してみませんか?

Refuse(リフューズ) 不要なものは買わない

ごみの量を減らすためには、まず「ごみのもとになる物を買わない・もらわない」ことが大切です。本当に必要なものだけを選択することを心がけましょう。

実践例

  • マイバックやマイカップを使用する
  • 割りばし、使い捨てスプーンなどをもらわない
  • 過剰包装は断る
  • 不要な試供品はもらわない

Reduce(リデュース) ごみになるものを減らす

詰め替え商品や、ばら売りの商品を買うようにして、ごみが出ないようにしましょう。可能な限り繰り返し長く使っていく意識を持つことが大切です。

実践例

  • 必要なものを必要な量だけ購入する
  • 食品を買いすぎない、作りすぎない、食べ残さない
  • 流行に左右されない品質の良い物を選ぶ
  • 詰め替え製品を活用する
  • レンタル品を利用する

Reuse(リユース) 繰り返し使う

新たなごみを生み出さないために、物を大切に使い、繰り返し・長く使うことを心がけましょう。

実践例

  • リサイクルショップ、フリーマーケット等を利用する
  • リターナブルびんを利用する
  • 繰り返し、大切に使うための工夫を考える
  • メモに裏面使用紙を使用する

Repair(リペア) 修理して長く使う

壊れてしまった物を捨てる前に、修理して使えないか考えてみましょう。壊れた物は、修理をしてできるだけ長く使いましょう。

実践例

電化製品や家具、自転車、おもちゃ等を修理して長く使う

Recycle(リサイクル) 再資源化する

リデュース、リユース、リペアしても残ってしまった不用物も、分別してリサイクルすることで有効利用できます。資源として集められた物は、新しい製品の原材料等として再生利用されます。

また、再生品を利用することで、リサイクルがさらに推進されます。買い物をするときは、積極的に再生品を選びましょう。

実践例

  • 分別ルールに従って正しく分別して出す
  • 生ごみを堆肥化する(食品リサイクル事業)
  • 地域の集団回収やスーパーの店頭回収等のリサイクル活動に参加する

皆さまに提供している施策のご案内

守谷市では、皆さまが出す「ごみ」を少しでも減らし、「資源」として集めることができるように、様々な施策を実施しています。詳細は、次の市の施策をご参照ください。

市の施策

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