脱水汚泥(脱水ケーキ)放射能測定結果

更新日 令和6年1月23日

福島第一原子力発電所の事故後、福島県の下水処理場の汚泥から比較的高濃度の放射性物質が検出されたことを受け、守谷浄化センターの脱水汚泥(脱水ケーキ)における放射性物質濃度の測定を毎月1回実施しています。その結果についてお知らせします。

最新の測定結果

試料採取日

令和3年9月22日(水曜)

測定日

令和3年9月22日(水曜)

  • 放射性ヨウ素-131:不検出
  • 放射性セシウム-134:不検出
  • 放射性セシウム-136:不検出
  • 放射性セシウム-137:不検出

過去の測定結果一覧

参考

脱水汚泥とは

下水に含まれる汚れは汚泥として取り除かれます。機械を使って汚泥の水分を絞ったものを「脱水汚泥(脱水ケーキ)」と呼びます。

放射性物質が検出された脱水汚泥等の処分について

平成24年1月に「平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」(平成23年法律第110号。以下「放射性物質汚染対処特措法」という。)が施行され、放射性物質が検出された脱水汚泥等の処分は次のとおりとなります。

処分
脱水汚泥等の濃度 処分方法等

8,000ベクレルパーキログラムを超える場合
(放射性セシウム134と137の合計値)

放射性物質汚染対処特措法の規定に基づき処分

8,000ベクレルパーキログラム以下の場合
(放射性セシウム134と137の合計値)

廃棄物処理法に基づく方法により処分
例)管理型最終処分場への埋立処分等

また、処分せずに再利用する場合は、「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」等に次の基準が示されています。

再利用
区分 再利用の基準等

クリアランスレベル(100ベクレルパーキログラム)以下
(放射性セシウム134と137の合計値)

他の原材料との混合・希釈等を考慮し、市場に流通する前にクリアランスレベル以下になる物は利用可能
コンクリート

放射性セシウム134,137の合計値が
製品:100ベクレルパーキログラム以下
製品のうち、生コンクリート、地盤改良材等に利用する場合:200ベクレルパーキログラム以下

肥料

放射性セシウム134,137の合計値が
原料(脱水汚泥):200ベクレルパーキログラム以下
製品:400ベクレルパーキログラム以下

クリアランスレベルとは

  • 原子力発電所の廃止等によって生ずる廃棄物のうち「放射性物質として扱う必要のない」通常の廃棄物として取り扱う基準。
  • 放射性物質ごとにクリアランスレベルを設定。放射性セシウムについては、ベクレルパーキログラム。
  • 震災以前から規定されている基準。原子炉等規制法で規制。

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