守谷駅東口市有地利活用構想の策定

更新日 令和6年6月21日

守谷駅東口近くの約1.2ヘクタールの市有地の土地の活用方法について、方針などを定めた守谷駅東口市有地利活用構想を策定しました。

写真:市有地
アワーズ守谷から望む市有地

守谷駅東口市有地利活用構想・守谷駅東口市有地利活用構想(案)に関する報告書

経緯

守谷駅東口市有地は、公共施設用地として確保されましたが、施設の整備計画は周辺の開発状況を踏まえて策定するとされ、これまでは暫定的に利用されてきました。
現在、駅周辺の区画整理事業は終了し、松並地区の宅地販売も始まるなど、駅周辺のまちづくりが新たな段階に入っています。
市は、市有地の活用方法について、平成26年3月に守谷市総合計画審議会に諮問し、平成27年4月に「守谷駅東口市有地の活用について(答申)」が示されました。答申では、「市民のために積極的に活用できるよう売却はせず、駅周辺のまちづくりに役立ち、市を象徴するようなオープンスペースとして活用する」という方向性が示されていました。
市は、この答申に基づいて、関連する市の計画や市民アンケート調査の結果などを踏まえ、守谷駅東口市有地の利活用方針と、その利活用方針を具体化する守谷駅東口市有地利活用事業(以下、本事業)の概要を定めた「守谷駅東口市有地利活用構想」を策定しました。

守谷駅東口市有地利活用構想の概要

守谷駅東口市有地利活用構想では、「守谷駅東口市有地利活用方針」と「守谷駅東口市有地利活用事業の概要」について、次のように定めています。

方針1 公有地として公益目的による利活用を図る

市が守谷駅東口市有地の所有を継続し、民間活力の導入を図る観点から、公有地の利活用を図る民間事業者に守谷駅東口市有地を貸し付けます。

方針2 守谷市の住みよさを象徴するようなオープンスペース

オープンスペースを中心に幅広い年代層の市民が集い、交流し、守谷市に住むことを誇りに思えるような活動により利活用を図ります。

方針3 長期にわたり守谷駅周辺のまちづくりに資するような利活用

オープンスペースによる利活用を図ることを基本としますが、必要に応じてオープンスペース部分に守谷駅周辺のまちづくりに役立つ施設を建設することなども想定した利活用を図ります。

方針4 市民、市、民間事業者の協働による、長期にわたる守谷駅周辺のまちづくりに資するような利活用

本事業の計画段階から市民の参加や意見を求めていきます。

方針5 公有地の利活用における市の公的財政負担を必要最小限化

公有地の利活用を図る民間事業者は、公有地の利活用により得られる収入と、必要な支出との均衡を図るようにします。

今後

市は、今後、本事業の実施に向けて、市民の皆様にも参加していただきながら、事業主体や事業内容の条件、実施に向けた手続きなどを整理検討していきます。
また、本事業は、民間の活力を導入し、市民・市・民間事業者が協働する官民連携事業として計画していきます。
3者は、それぞれ次のような役割を担っていきます。

市民・市・民間事業者の役割

市民
守谷市の住みよさを象徴するような活動主体として事業に参加します。
公益を目的とした事業に適正に使われるように事業を管理します。
事業者
適正かつ確実に事業を実施します。

守谷駅東口市有地利活用事業の一例

地図:守谷駅東口市有地利活用事業の一例
守谷駅東口市有地利活用事業の一例(この地図は、国土地理院地図から作成しています)

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