非核・平和都市宣言

更新日 令和6年1月23日

戦後50周年の節目の年にあたり、再び繰り返してはならないあの戦争の悲惨さと平和の尊さを住民に訴えていくことが自治体の大きな役割の一つです。

また、戦争による被爆50年を迎える年でもあり、世界初の被爆国民として核兵器の恐ろしさ、被爆の苦しみを全世界の人々に訴え、「広島」「長崎」の惨禍を繰り返させないようにしなければなりません。

21世紀を目前に控え、今世紀中の核兵器廃絶を目指し、平和な地球を次世代へ引き継ぎ、人命尊重、環境保護等にも考慮しながら、核の平和利用へと進める必要があります。

行政は、住民の生命と生活の安全を守る責務を負っていることを再認識し、それを確実にするため、ここに非核・平和都市宣言を行い、行政と住民が一体となって平和維持に努めていきます。

非核・平和都市宣言

核兵器の廃絶と恒久平和に実現は、人類共通の願いであり、私たちは現在及び将来にわたり生命と生活の安全を守る責務を負っている。

核兵器は削減されつつあるが、未だ廃絶への道筋は明らかにされておらず、また世界各地で多発する地域間紛争で核兵器が限定使用される危険性や、新たな核実験、核兵器保有国の出現の可能性など問題が発生している。

私たちは、21世紀を目前に控え、世界最初で唯一の被爆国民として核兵器の恐ろしさ、被爆者の苦しみを声を大にして全世界の人々に訴え、今世紀中の核兵器廃絶を目指し、あの惨禍を繰り返すことなく平和な地球を次世代に引き継がなければならない。

私たちは、非核三原則(造らず、持たず、持ちこませず)が完全に守られ、世界の恒久平和と安全、人類の幸福を願い、ここに非核・平和都市を宣言する。

平成7年7月31日 茨城県守谷町

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