薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

更新日 令和6年1月23日

最近、大麻の乱用者が若者を中心に増加しています。今、薬物は身近な問題になっています。薬物乱用に対する正しい知識を身につけましょう。

薬物乱用とは

薬物とは

主に精神に影響を及ぼす作用があって、気分を変えることを目的に使われ、使用を続けると健康を損なう物質のことです。

乱用とは

気分を変えることを目的として、自分勝手に薬物を使うことや、薬の本来の使用目的を逸脱して使用することを「乱用」といいます。

薬物依存物質

シンナー、覚せい剤、大麻、アルコール
脱法ハーブ、合成麻薬(MDMA)など

身体面への影響について

精神症状

幻覚、妄想などの精神症状を引き起こします。時に事故などにつながることがあります。

薬物の耐性

薬物を何度も使用していると、だんだん同じ量ではその効果が得られなくなり、薬物の量を増やすことが必要になります。これを「耐性」といいます。

精神面への影響について

薬物を使用して快感を得たり、これまでに感じたことのない気分を味わったりすると、またその薬物を経験したいと思い、薬物を求めること(「薬物探索行動」)になります。
このように薬物の乱用者は、薬物がもたらす快感を求めて薬物の使用を繰り返すことになります。
これを「精神的依存性」といいます。

家庭での問題

家庭内暴力
生活の乱れ

学校での問題

欠席
学業不振、校内暴力
他の生徒への薬物乱用の広がり

断る勇気を持とう!

甘い誘いに気をつけよう

薬物の密売人は、大人だけでなく、未成年をもターゲットにします。
そして、あらゆる手を使って薬物を売ろうとします。
薬物の売人は、さまざまな言葉で誘惑します。
「このクスリを飲むとやせてキレイになるよ」
「このクスリを飲むと頭がスッキリとして勉強がはかどるよ」

「ダメ!ぜったい!!」と断る勇気をもとう

薬物乱用は、友人や先輩から誘われて、つい始めてしまうケースがとても多いのです。
おもしろそうだとか、仲間はずれになりたくないとか、そういう気持ちがついつい薬物に手を出してしまうことになります。
悪い誘いをする人は、自分にも罪悪感、孤独感があるのです。
「ぜったい断るぞ」という意思を強く持てば相手にも伝わるはずです。
「悪い誘いを断ること」は悪いことではないのです。
たった一人の自分を守るために、断る勇気を持ってください。

予防のために正しい知識を持とう!

インターネット上で流れている、大麻には「身体への影響がない」、「依存性がない」という情報は誤りです。
大麻は「脳に影響を与える違法な薬物」です。
間違った情報に流されず、正しい知識を持ちましょう。

薬物乱用防止教室

薬物乱用防止指導員が薬物に関する正しい理解のために、小学校や中学校で薬物乱用防止教室を実施しています。
問い合わせ先
守谷市保健センター電話:0297-48-6000

このページに関するお問い合わせ

健幸福祉部 保健予防課
〒302-0109 茨城県守谷市本町631番地の1(外部リンク)新しいウィンドウで開きます
電話:0297-48-6000 ファクス番号:0297-48-6319
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