木質バイオマスストーブの適切な使用

更新日 令和6年1月23日

木質バイオマスストーブ(薪ストーブ、ペレットストーブ)は、二酸化炭素削減に効果のある暖房器具ですが、近隣トラブルが発生しやすい暖房器具でもあります。

次の点に注意し、近隣にご配慮ください。

使用上の注意点

燃料

十分に乾燥した薪を使う

水分が多いと大量に煙が発生します。

含水率20パーセント以下が望ましい状態です。

叩いて乾いた音がすれば乾燥しています。

接着剤や塗料、農薬が付いている木材は使わない

接着剤や防腐剤などの化学薬品が付着している木材や建築廃材を燃やすと、ダイオキシンや重金属が発生するおそれがあります。

できるだけ広葉樹の薪を使う

針葉樹は広葉樹と比較して油分が多いので、火付きはよくなりますが、煙が多く発生します。

薪よりもペレットのほうが煙が少ないので、ペレットの使用もご検討ください。

使用方法

  • 風向きや時間帯に配慮する。
  • 適切なメンテナンスを行う。
  • 可燃物をストーブから離して、火事を起こさないように注意する。

廃棄物は燃やさない

ストーブで廃棄物を燃やす行為は違法です。

薪を一度にたくさん入れず、空気量を適正に

薪や空気量が適切でないと、不完全燃焼を起こします。

不完全燃焼を起こすと、大量の煙や刺激臭の原因になるほか、ストーブの熱効率が低下します。

構造

  • 煙突は近隣の建物より高くし、樹木などの障害物を避ける。
  • 煙突はできるだけ垂直に建てる。
  • 屋外や2階の部分には二重管の煙突を使用する。

木質バイオマスストーブ 環境ガイドブック(環境省)

環境省で「木質バイオマスストーブ 環境ガイドブック」を発行しています。

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