更新日 令和6年10月3日
平安時代(12世紀)に造られたとされる仏像。やや大きな頭部や平行線上に流れる彫りの浅い衣文など、平安時代の定朝式の特色が見られます。ケヤキを使用しており、当時は全身に金が塗られていたようです。
元禄2年(1689年)には、仏師・寂幻により修理された記録が残っており、平成26年に守谷市で唯一の県指定文化財に指定されました。
歴史的にも、美術的にも、大変貴重な仏像として評価していただき、嬉しく思っています。しかし、私自身が心を打たれるのは、平安の時代から数百年の時間、どれだけ多くの人がお釈迦様の前で手を合わせてきたのか、価値よりも尊さを感じます。
東日本大震災により台座が半壊状態となってしまったこともありましたが、皆様の協力で無事修復できました。次の未来へのバトンを引き継いでいかなければと、身の引き締まる思いです。
東日本大震災により台座が半壊状態となってしまったこともありましたが、皆様の協力で無事修復できました。次の未来へのバトンを引き継いでいかなければと、身の引き締まる思いです。
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