八坂神社祇園祭

更新日 令和6年10月3日

八坂神社祇園祭の山車と踊り手

約950戸の氏子の手によって盛大に行われる八坂神社祇園祭。高さ約10メートルの大幟を19本も揚げることから、別名「幟祭」と呼ばれています。

毎年7月の最終土曜日を本祭とし、その週の火曜から5日間が祭礼日となります。

祭りの見どころは地区別に登場する5台の山車と、交代なしで6時間かけて担がれる神輿です。山車にはお囃子や踊り手を乗せる回り舞台がついており、競い合うかのように勢いよく回転する様子は壮観です。

歴史をさかのぼると、少なくとも約270年前には祭りが行われていた記録があり、平成27年に守谷市初の無形民俗文化財に指定されました。

八坂神社祇園祭の提灯、お神輿、お囃子に合わせて踊る踊り手の写真

八坂神社下村良弘さん

祇園祭は江戸時代から代々受け継げれてきた祭で、夏になれば当たり前のように行われてきました。
文化財に指定され、氏子の皆さんのお囃子や神輿の渡御、幟を揚げることなど、先人から伝えらえてきた「人の行い」が市の財産として認められる、これほどの価値のあることはないですね。
氏子の皆さんの行いが文化財に値する評価が、将来にわたって続けていくための心のよりどころの一つになるのではないでしょうか。
祭りの担い手不足が深刻な現代で、このような盛大な祭が受け継がれて行けるのは、氏子の皆さんの努力によるところだと思います。
先人から託された伝統文化という大切なバトンを次の世代に渡していきたいと思います。


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