離乳中期(生後7~8か月)もぐもぐ期

更新日 令和6年1月26日

離乳食を初めて1か月ほどたち、ポタージュ状のものが上手に飲み込めるようになってきたら、2回食に進めましょう!

固さも次のステップへ!

進めかたの目安

イラスト:離乳の進め方の目安

食べかたの目安

  • 1日2回食で食事のリズムをつけていく
  • いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やしていく

調理形態の目安

舌でつぶせる固さ(目安は豆腐くらいの固さ)

1回あたりの目安量

あくまで目安量なので、母子手帳などにある発育曲線に体重や身長を記録してみましょう。

曲線に沿って体重が伸びていれば、その量がその子の適切な量となります。

穀物

全がゆ:50グラムから80グラム

野菜・果物

20グラムから30グラム

たんぱく質

以下のいずれか

  • 魚:10グラムから15グラム
  • 肉:10グラムから15グラム
  • 豆腐:30グラムから40グラム
  • 卵:卵黄1個から全卵3分の1個
  • 乳製品:50グラムから70グラム

1日のスケジュール例

1回目は、今までどおりの時間と量を与えます。

2回目は、1回目より少ない分量でスタートします。慣れてきたら1回目と同じくらいの分量に増やしていきます。

授乳は、離乳食後に与えるほかに授乳のリズムに沿って与えます。母乳は欲しがるだけ、育児用ミルクは1日3回ほど与えましょう。

7、8か月頃のスケジュール例として、午前6時から午後10時まで、4時間おきに母乳かミルクを与え、離乳食は午前10時と午後2時の2回与えるなど、午前中とお昼過ぎの2回食のリズムをつけたい時期です。

歯の萌出と摂食機能の目安

イラスト:口の中の動き 舌を前後・上下に動かせるようになる

歯は、乳歯が生え始めます。

口を閉じて、舌を前後・上下に動かせるようになります。

舌と上あごを使って、食材をすりつぶすことができるようになり、唾液と混ぜて飲み込みます。

丸のみをしていないか、もぐもぐできているかを確認しましょう。

食べるときの姿勢

イラスト:足の裏が床やステップにつくとよい

支えなくても座れるようなら、椅子を利用しましょう。

椅子に座らせるときは赤ちゃんが落ちないようベルトで支える、タオルなどで背もたれとの幅を狭くするなどして、安定した姿勢をつくってあげましょう。

また、椅子は足の裏が、床や椅子のステップにつくものがベスト!足の裏がつくことで口に力が入り、もぐもぐしやすくなり、食事に集中しやすくなります。

ママやパパは赤ちゃんの正面に座り、口の動きを確認しながら離乳食を与えましょう。

注意しましょう!

はちみつ

はちみつにはボツリヌス菌という菌が含まれていることがあります。

この菌は赤ちゃんでは処理できず、乳児ボツリヌス症にかかり、命にかかわることも。

予防のために、満1歳になるまでは与えません。

牛乳

アレルギーの心配があるため、牛乳を飲用するのは1歳を過ぎてから。

1歳前でも離乳中期頃から、加熱すれば離乳食の調理で活用できます。

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