子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)(対象:高校2年生~27歳)
更新日 令和6年4月1日
対象者
以下のすべてを満たすかた
- 接種日時点で守谷市に住民登録がある
- 平成9年度生まれから平成19年度生まれ(誕生日が平成9年4月2日から平成20年4月1日まで)
- 女性
- 過去にHPVワクチンを合計3回受けていないかた
接種期限
令和7年3月31日(月曜)まで
注目ポイント
行政からの情報提供の差し控えに伴って、接種の機会を逃したかたの救済として、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間で、公費(無料)による接種機会を提供しています。(キャッチアップ接種)
公費(無料)で接種できるのは、令和7年3月31日までです。
HPVワクチンを自費で接種する場合は、約5万円~9万円かかることもあります。(接種するワクチンによって金額は異なります。)
ワクチンの有効性とリスク等を十分にご理解いただいた上で、ぜひ接種をしてください。
接種の詳細
ワクチンの種類
シルガード(9価)
子宮頸がんや尖圭コンジローマの病気を引き起こしやすい9種類のウイルスの予防効果があるワクチン
ガーダシル(4価)
子宮頸がんや尖圭コンジローマの病気を引き起こしやすい4種類のウイルスの予防効果があるワクチン
サーバリックス(2価)
子宮頸がんの病気を引き起こしやすい2種類のウイルスの予防効果があるワクチン
接種回数
いずれかのワクチンで3回接種します。
9価ワクチンを15歳未満で接種したかたは、合計2回の接種で終了とすることもできます。
推奨接種スケジュール
注意
推奨接種スケジュールから外れてしまうときなどは、法定接種スケジュールを参考に、接種してください。
(推奨接種スケジュールから外れてしまう事例)
- 1回目を接種してから7か月経過した
- 2回目を接種してから5か月経過した
- 公費(無料)で接種できる期間があと5か月しかない など
法定接種スケジュール
一般的な接種スケジュールで接種では、日程が合わなかったときなどは以下の表の接種間隔を確認してください。
ワクチンの種類 | 接種間隔 |
---|---|
シルガード (9価) (3回接種のとき) |
1回目から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、3か月以上の間隔をおいて3回目を接種 (注意)15歳以上で接種を開始したかたの接種間隔 |
シルガード (9価) (2回接種のとき) |
1回目から5か月以上の間隔をおいて、2回目を接種 (注意)15歳未満で接種を開始したかたの接種間隔 (注意)2回目を5か月未満で接種した場合は、上の段の接種間隔で3回接種することになります。 |
ガーダシル (4価) |
1回目から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、3か月以上の間隔をおいて3回目を接種 |
サーバリックス (2価) |
1回目から1か月以上の間隔をおいて2回目を接種した後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて3回目を接種 |
接種スケジュールの注意点
法定接種スケジュールは、必ず守らなければいけない接種間隔の決まりです。
(注記)推奨接種スケジュールで接種をすれば、接種間隔の決まりを守ることができます。
接種パターン
HPVワクチン接種は同じ種類のワクチンで接種を完了することが原則ですが、残りの回数を9価ワクチンで接種すること(交互接種)もできます。
1回目 | 2回目 | 3回目 | |
---|---|---|---|
同一ワクチンで3回接種をするかた (これから接種を開始するかた) |
2価 4価 9価 |
2価
4価 9価 |
2価
4価 9価 |
交互接種をするかた | 2価
2価 4価 4価 |
2価
9価 4価 9価 |
9価
9価 9価 9価 |
注意
交互接種を希望する場合は、安全性と免疫原性が一定程度明らかになっていることや海外での交互接種の取り扱い・データなどを参考に交互接種のメリット・デメリットをしっかり認識し、交互接種の可否について接種医と相談してください。
よくあるお問い合わせ
Q&A
Q:守谷市と提携している医療機関以外でも接種できますか?
A:事前の手続きが必要です。
事前手続きがない場合は全額自費になることがあります。県外で接種されるかたなどは、以下のページをご覧いただき、事前の手続きが必要がご確認ください。
Q:接種が完了しているのですが、通知が届きました。どうすればいいですか?
A:接種が完了しているかたは、接種は不要です。
接種の案内通知と予診票は破棄してください。(必要回数以上の接種とならないようご注意ください)。
過剰に接種をした場合は全額自費となります。
Q:市外に引っ越した後でも守谷市の予診票は使えますか?
A:使えません。
接種日当日に守谷市に住民票がないかた(接種当日の転出も含む)は守谷市の予診票は使えません。
市外へ引っ越し予定のかたは接種予定日に住民票がある市町村のルールに従って接種してください。
Q:予診票が1枚(又は2枚)足りません。不足分はどうすればいいですか?
A:市内の一部の病院は、守谷市民用のHPVワクチン予診票(ブランク用紙)が配置されています。予約時などにHPVワクチン予診票の予備があるかご確認ください。
予備の予診票がない場合や市外の病院で接種するかたで予診票が足りない時は、保健センターから配布します。
Q:推奨接種スケジュールのとおりワクチン接種できません。どうしたらいいですか?
A:推奨接種スケジュールのとおり接種ができない場合は、法定接種スケジュールを参考に接種を進めてください。
Q:HPVワクチン接種後に体調が悪くなった時はどうしたらいいですか?
A:接種をした病院やかかりつけ医に相談をしてください。
専門の医療機関の紹介などが案内できる場合があります。
Q:保護者の同伴が必要ですか?
A:16歳以上のかたは保護者の同伴がなく接種種可能です。ただし、接種後の急な副反応等の対応のため、どなたかに同伴してもらうことをお勧めします。
Q:過去にHPVワクチンを接種していて3回接種が終了する前に接種を中断してしまっていました。この機会に接種を再開することはできますか?
A:できます。
これまで接種した回数の続きから接種を再開することになります。(過去に接種したワクチンと同じワクチンで再開します)
過去に接種した回数とこれから接種する回数が合わせて3回になるように母子手帳等をよく確認してください。
Q:過去に接種していたワクチンの種類が分かりません。どうしたらいいですか?
A:必ず過去の接種歴を確認してください。過去の接種歴は、以下の方法で確認できます。
- 母子手帳の予防接種のページで確認
- マイナポータルを使って接種歴を確認
- HPVワクチンを接種した時期に住んでいた自治体に問い合わせる
- かかりつけ医(予防接種を受けていた医療機関)に問い合わせる
上記方法で確認をしてもどのワクチンを接種したか不明なかたは、接種する医療機関の医師とよく相談し、2価・4価・9価のいずれかのワクチンを選択してください。
Q:自費(任意予防接種)でワクチン接種が終わっています。すでに接種が終わったワクチン接種費用の助成はありますか?
A:守谷市では、予防接種の対象年齢(小6~高1)を過ぎた年齢になってから、自費でワクチン接種をしたかたへの助成制度ができました。
詳細は子宮頸がんワクチンの助成のページをご覧ください。
Q:高校1年生の間に接種が間に合わず、キャッチアップ接種対象者となりました。定期接種のときにもらっていた予診票で接種できますか?
A:接種できます。
子宮頸がん・HPVワクチンの詳細情報について
子宮頸がんの概況やワクチンの詳細情報などは、「子宮頸がん予防ワクチン((HPVワクチン)」対象:小学6年生~高1年生)のページをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
健幸福祉部 保健予防課
〒302-0109 茨城県守谷市本町631番地の1(外部リンク)
電話:0297-48-6000 ファクス番号:0297-48-6319
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。