渡邊天馬さん(近畿大学 水上競技部)

更新日 令和6年11月10日

競技中の渡邊天馬さんの写真

諦めなければ結果は必ず出る

水泳日本代表として国際大会に出場した経験もある守谷市出身の渡邊天馬さん。現在は守谷を離れ、大阪の地で練習に励んでいます。

赤ちゃんの頃から水泳を始めた渡邊さんですが、スイミングスクールの先生からの勧めで、小学校に上がる頃には、選手としてより早いタイムを目指す「選手クラス」に所属。当時は、選手として活躍することはあまり考えておらず、初めて選手クラスの練習に参加した時は、ハードな練習内容が嫌だなとも思ったそうです。それでも長く水泳を続けてきたのは、速い人と競い合いたい、追いつきたい、そして何よりも水泳が大好きだから。

高校からは、よりレベルの高い環境で水泳に取り組むために、大阪で全国から集まった選手たちと寮生活を始めました。慣れない環境に体調を崩すことや、良い記録が出ないなど、辛い時期もあったとか。「積み重ねていけば結果が出ることは分かっていたので、あきらめず地道にやっているうちに、乗り越えていました」と当時を振り返りました。

そんな渡邊さん、2022年12月の世界短水路選手権4×200mフリーリレーでは日本新記録を達成、昨年9月の日本学生選手権水泳競技大会4×100mメドレーリレーでも学生新記録を樹立。「このメンバーで、ここまで一緒に頑張ってきて良かった」とチームへの思いを語ってくれました。個人競技でありながら、ひとつの目標に向かってお 互いを高め合うリレー競技に魅力を感じるそうで、「競技中以外でも雰囲気が良いと、結 果にも表れてくるのかな」と、改めてチームの結束力の大切さを実感しました。

今の目標は、2028年のロサンゼルスオリンピックで世界の選手と競うこと。出場に向けて、今後の選考会で上位を目指します。「夢や目標があるなら諦めずに頑張ってほしい。僕も中学・高校時代は速い選手ではなかったけど、諦めず地道にコツコツやってきて日本代表に選ばれたので」とメッセージをくれました。オリンピック出場目指して、頑張ってください!


写真:競技終了後の渡邊さん
「自己ベストが出た時は、楽しい」「速い選手たベテラン選手と競いたい」と水泳に夢中な渡邊さん(写真左)

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