渡邉友美さん(守谷ハーフマラソン メディカルランナー 総合守谷第一病院看護師)

更新日 令和6年11月10日

病院で勤務中の渡邉友美さんの写真

命をつなぐきっかけに。

皆さんは、メディカルランナーをご存じですか? 守谷ハーフマラソンは、さまざまな方の協力に支えられて運営していますが、メディカルランナーは、ランナーとして走りながら、体調不良者を発見した際には、初期対応をしてもらう医師、保健師または看護師の方です。今回は、守谷第一病院の看護師であり、今大会にメディカルランナーとして出場した渡邉さんにお話を伺いました。

生まれも育ちも守谷の渡邉さん。みずき野地区の開発から、どんどん人が増えて発展していく様子を目の当たりにしてきたそうで、「転校生が多かったことを覚えています。あと、守谷駅はもっと小さかったですよね」と当時の守谷を振り返りました。

マッサージ指圧師である母親を見てきた渡邉さんは、子どもの頃から身体に携わる仕事がしたいと考え、看護の道に。守谷第一病院の看護師として婦人科、内科、小児科などさまざまな分野を経験し、現在は、手術室勤務のほか、夜間の救急外来の当直勤務もあるのだとか。「自分が対応したことで、その人の命をつなぐきっかけになれば嬉しい」と看護師としてのやりがいを語ってくれました。

病院の先輩に誘われ、さまざまな地域のマラソン大会に出場するようになった渡邉さん。守谷ハーフマラソン救護スタッフを指揮する柴田智行医師とは、救命の講習などでご縁があり、ランナーとしても交流があるそうです。そんなつながりから、「地元の一大イベントで、何かあった時に少しでも力になれれば」と思い、2015年からメディカルランナーとして走るようになりました。

特に周囲の方の体調に気を配りながら走ることを心がけているそうで、「今大会も、足を伸ばしている方がいたので、救護呼びますか? と声をかけました。雨だと、低体温症も心配ですね」と、看護師目線でランナーを見守りました。

「運動は特別なものでなくても大丈夫。散歩や体を伸ばすなど、無理のないものを続けてみてください。私も自分の健康のために、これからもランニングを続けていきます」と市民の皆さんへ温かいメッセージを届けてくれました。


写真:競技終了後の渡邊さん
マラソン当日かかげていたタスキには、守谷第一病院の理念が。
写真:走る渡邉さん
疾走中、カメラに笑顔で写ってくれました。とっても元気な走りです!

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