相澤菜月さん(ハンドボール女子日本代表)
更新日 令和6年7月10日
今しかできない挑戦を。
今回紹介するのは、守谷市出身のハンドボール選手・相澤菜月さん。
北國銀行ハニービーで5大会連続の日本ハンドボール選手権大会優勝、昨年12月の同大会では最優秀選手にも選ばれました。
相澤さんがハンドボールを始めたのは小学1年生の頃。3歳年上の兄が所属していたのがきっかけで、高野小学校の体育館で活動するスポーツ少年団「守谷クラブ」に入団しました。
その後は、けやき台中学校、水海道二高を経て、強豪である大阪体育大学へ。
「中学入学前は女子ハンドボール部がなかったのですが、ちょうど私が入学するタイミングで守谷クラブの先輩方が作ってくれたおかげで、続けることができました。高校生の頃には、水害でグラウンドが使えなくなったこともありましたが、3冠を獲得できたのは決して忘れられない思い出です」と当時を振り返ってくれました。
日本代表チームのキャプテンとしても活躍した相澤さん。惜しくもオリンピック出場は叶いませんでしたが、司令塔として、特に攻撃を組み立てる役割を担い、あと一歩のところまでチームを導きました。
代表として国際大会を経験した中で、レベルの高いヨーロッパのプロリーグに挑戦したいという思いが強くなった相澤さん。今夏から、ドイツのプロリーグ・チューリンガーHCへの移籍を決めました。
「今しかできないチャレンジなので、やるだけやってみようかと。自分が持ってる力を試してきます!」と意気込みを話してくれました。
「今の目標は、4年後のロサンゼルスオリンピックに出場すること。あとは、いつかは結婚できればいいかな(笑)」と笑顔を見せてくれた相澤さん。
最後に子どもたちへのメッセージを伺うと「まずはハンドボールを楽しむことを忘れずに伸び伸びとプレーしてほしいですね。
私も、楽しいからここまでやってこれたと思います」と答えてくれました。
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