中村唯人さん(演歌歌手)

更新日 令和7年10月10日

写真:中村唯人(演歌歌手)さんの写真

挑戦と成長の日々

写真:演歌歌手中村唯人さんの取材時の写真

6月に「ほろ酔い風酒場」でプロの演歌歌手としてデビューした中村唯人さんは、守谷高校に通う現役高校生です。中学3年生の時に、テレビ東京で放送されている「THEカラオケバトル」に出演したことがきっかけで、作曲家・田尾将実氏の目に留まり、レッスンの日々を経て、デビューを掴みました。今回は歌手と高校生という二足のわらじを履く中村さんに、デビューまでの経緯や学校生活についてお話をお伺いしました。

中村さんが歌手を志したのは小学4年生の頃。テレビで見たクリスタルキングの「大都会」に耳を奪われ、「自分もやってみたい」と感じたそうです。ただ当時はとても恥ずかしがり屋で、家族の前ですら歌えなかったと言います。初めて人前で歌ったのは、中学の時にサッカー部の打ち上げで行ったカラオケでした。「とても気持ち良かったし、周りからも上手だと言われて嬉しかった」と、歌手になりたい気持ちはどんどん強くなっていったそうです。どうすれば歌手になれるのかわからず悩んでいた時期に、お父さんが応募してくれたのが「THEカラオケバトル」でした。

田尾氏にスカウトされてからデビューまでの2年半は、プロになる厳しさを感じる日々だったそうです。細かい技術指導を受け、「絶対に無理!」という課題を与えられることも。それでも努力を重ねるうちに少しずつできるようになり、「何事もやってみないとわからない」と、挑戦することの大切さを学びました。歌手として成長したのはもちろんのこと、この経験から中学生の時は自信がなく挑戦できなかった生徒会長に高校では立候補。現在は守谷高校で生徒会長を務めています。

守谷高校での学校生活を「とにかく楽しいです」と笑顔で話す中村さん。仲の良い友人は、アルバイト代でCDを買ってくれたり、学校で歌手活動について心無いことを言われたことがあった際には、「唯人がどれだけ頑張っているのか知っているのか」とかばってくれたことがあったと嬉しそうに教えてくれました。努力を理解し応援してくれる友人がいることが心の支えになっているようです。

今後の目標は「たくさんの人に知ってもらえる歌手」。日頃応援してくれる方々への感謝の気持ちも強く、「生意気と言われるかもしれませんが、ゆくゆくは紅白歌合戦に出ることで恩返しをしたいです」とキラキラした笑顔で教えてくれました。将来のさらなる飛躍を応援しています。

写真:演歌歌手中村唯人さんの取材時の写真

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