安藤有希さん(ピッツァ職人)
更新日 令和5年5月10日
「難しい」ところでもあり「面白い」ところでもある
久保ケ丘にあるナポリピッツァ店「イルネッソピッツァナポレターナ」を営む店主の安藤有希さん。
安藤さんはピッツァ職人として、数多くの大会で活躍。2019年には、「カプート杯ナポリピッツァ職人選手権日本大会クラシカ部門」でチャンピオンに輝き、本場ナポリの世界大会にも招待されました。
安藤さんは学校を卒業後、つくば、都内のイタリア料理店に就職。料理の基礎についてさまざまな経験を積む中で、ピッツァの調理を担当したことが、ピッツァ職人を目指すきっかけとなったそうです。
約8年間修業を積んだあと、「30歳までに自分の店を持つ」という目標どおり、2014年に地元・守谷でお店をオープンします。
イタリア・ナポリ発祥のピッツァ職人技術は、2017年にユネスコ無形文化遺産にも登録されるほど、代々受け継がれてきたもの。生地の仕込みから成形、焼成まですべてを手作業で行うそうです。「生地は温度や湿度などに大きく影響を受けます。その日の状況に合わせてベストなものを提供できるよう追求していくことが、難しいところでもあり、面白いところでもあります」と安藤さんは話します。
ピッツァ職人として今年で17年目を迎えた安藤さん。「イタリア人にとってのナポリピッツァは、日本でいうソバやラーメンのように1人1枚食べるものなんです。その感覚を日本人にも持ってもらえるような生地を作れるよう、日々研究しています」と、さらなる向上心を持ち続けている様子。大会に出場するのも、他の職人さんの技術を参考にしたいという思いが大きいそうです。
最後にこれからの目標を伺うと、「ナポリピッツァを守谷のお客さんに広めていきたいです。そしてピッツァ職人という仕事を認知してもらい、一人でも目指す人が増えてくれたら嬉しいですね」と語ってくれました。
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