倉持愛泉さん(早稲田大学ハンドボール部)

更新日 令和7年12月10日

Knot coffee店長の保手濱沙緒里さんの写真

相手の強さに関係なく、 勝つという気持ちを

守谷市は、ハンドボールの全国大会常連のスポーツ少年団守谷クラブ、けやき台中学校があり、日本代表選手も輩出しています。今回は、関東学生ハンドボール秋季リーグ戦で優秀新人賞に輝いた倉持愛泉さんにお話を伺いました。

倉持さんがハンドボールと出会ったのは、小学1年生の時。同じ登校班の6年生から守谷クラブに誘われました。スポーツが大好きで、水泳や陸上なども体験した中で、自分でも一番合っていると思ったハンドボールに夢中になっていきました。練習は楽しかったそうですが、「体づくりのため、ご飯をたくさん食べないといけないのが辛かった」と、小食だった当時を振り返りました。成長するにつれ食べられるようになり、今では大学で栄養学なども学んだことで、食べることの大切さを実感しているそうです。

その後、けやき台中学校を経て、ハンドボールの強豪である昭和学院高等学校へ進み、センターとして周りをアシストする役割を担いました。印象に残っている大会は、3年生の時の全国高校総体。それまでの大会では、弱気から実力を十分に発揮できず、チームでメンタルを一から鍛えなおすことに。その結果、自信をもって試合に挑むことができ、悲願の全国優勝を果たしました。 「相手の強さに関係なく、勝つという気持ちを保つことにつながっています」と、その時の特訓の成果は今でも生きています。

大学では、また一から頑張っていきたいと考え、早稲田大学のハンドボール部に。強豪校に比べ人数は少なく、一人一人が役割を果たして得点する必要があり、「自分で強気に点を取りに行くことを重視しています」と、高校時代とは違う積極的なプレーで活躍。その結果、目標でもあった新人賞を受賞しました。

試合で全国をまわっていると、同級生や地域のかた、交流してきた他校の選手からも声を掛けられ、応援されていることを実感するのだとか。ご両親、そしてご祖父母も、全国の試合に駆けつけるそうで、「たくさんの人に応援してもらったので、結果で恩返ししていきたい」と、応援に対する感謝と、今後の活躍への意欲を見せます。次の目標は、全日本学生選手権大会でのメダル獲得。この冬からは初めて守谷を離れ、学校の寮生活が始まります。新しい生活で不安もあることと思いますが、守谷の地から、活躍を応援しています。

競技中の倉持さん
「小柄な体形でも活躍できることを証明したい」と、スピードを生かしたプレーでチームに貢献しています。

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