初夏の探索

更新日 令和6年1月26日

子どもたちにはいろいろな発見があるよ

新年度も早いもので、もうすぐ3か月が経とうとしています。

先月までは、少し緊張した面持ちだった子どもたちもすっかり新しい環境に慣れて穏やかな笑顔で、お友達や保育士と楽しく過ごしています。

新緑の葉っぱと爽やかな風とおひさまの日差しが肌に触れ、色鮮やかな草花に手を伸ばしてみたり、初夏を感じています。

そして、お散歩も大好きな子どもたち。初夏の自然の中に隠れている虫探しが一番の楽しみです。

虫探しに夢中

この時期お散歩に出掛けると、発見や面白いものがたくさん。

ちょうちょ、青虫、てんとう虫にダンゴムシ、ミミズなどを見つけ、つまんでは目を丸くして、お友達と観察しています。

子どもたちは自然への興味が尽きないようです。

写真:虫かごをみる子どもたち
なにが入っているの?見せて
写真:テントウムシを見る子どもたち
てんとう虫だ
写真:虫の入ったカップを囲む子どもたち
なんの幼虫かな?
写真:図鑑を開く子供たち
図鑑で調べてみよう!

初めての出会い。てんとう虫の幼虫

3歳児クラスの子どもたちが、園庭の梅の木の葉っぱに付いたてんとう虫の幼虫。

梅の木の根元に生えたヨモギの葉っぱには卵を見つけました。

よく知っているてんとう虫の見た目とは違う幼虫に「これてんとう虫になるの?」と興味津々。

早速、子どもたちは飼育箱に葉っぱやどんぐりも入れて幼虫と卵の観察が始まり、「いつ卵生まれるのかな?」と食い入るように見ていました。

昼寝の時間となり、布団に入ってからも「起きたら卵生まれてるかな?」と話をしながら眠りにつきました。

そして、目が覚めると真っ先に飼育箱をのぞき込むと、点々模様が付いた小さな虫が動いていました。

昼寝の間に、卵がふ化したのです。図鑑で見るのとは違って、見つけた卵から生まれた様子を実際に見ることができ、本当にてんとう虫なんだと確信したようです。

この日から、梅の木をのぞき込んで、幼虫と卵探しがブームとなっています。

  • 写真:木の上を指さす子供と先生

    あそこにいるよ

  • 写真:上から虫かごをのぞく子ども

    これがてんとう虫なの?

  • 写真:虫かごに手を入れる子

    あれ?てんとう虫が生まれてるよ

どんなリーダーさんになるのかな!

力を合わせて頑張ろう

年長児クラスの子どもたちには、クラスの当番のほかに、小さなクラスの友達のために、物置きと布団敷き当番を担当しています。

物置当番は、朝一番に、物置きから三輪車やままごと道具などを出し、遊びやすいように並べてくれます。

そして各クラスが遊び終わった後、園庭をパトロールして、片付け忘れていたおもちゃを集め、分類しながら物置きにしまってくれます。

布団敷き当番は、3、4、5歳児の布団を敷いてくれます。重い、軽い布団とさまざまですが、「重いよ。一緒に持って」と声を掛け合いながら、クラスの友達と協力し、日々頑張ってくれています。

みんなから「いつもありがとう」と声を掛けられると、誇らしげな表情の子どもたち。今年の年長児は、どんなリーダーになっていくのか楽しみです。

写真:布団を敷く子
布団敷きは私たちにまかせてね
写真:協力して布団を準備する様子
頑張っています

新しいお友達ができたよ

写真:車型の椅子にまたがる子たち
お友達と一緒が嬉しいね

未満児クラスの子どもたちにも、新たな発見があったようです。探索活動が盛んになり、「あっちが楽しそう」「これはなあに?」など保育士に言葉で伝えてくれます。

そして、0歳児では何かを見つけたときには、指さしなどで伝えようとする姿が見られています。寄り添いながら一緒に関心・興味を共有し安心して探索ができるようにしています。

また、周りの友達にも興味が出てきたようです。友達に近寄って遊んでいる様子を見て同じおもちゃを持ってきては、真似をしながら遊び「おもしろいね」と言っているかのように、顔を見合わせて笑っている姿はとても微笑ましいです。

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