七夕
更新日 令和6年2月14日
七夕の成り立ちを知ろう
絵本でみる七夕伝説
七夕のもとになる牽牛星と織女の伝説は中国で生まれました。
中国には機織りに励んだ織女にちなんで、機織り針仕事、詩歌文学などの技芸の上達を女性が星に願う「乞巧(きっこう)でん」という風習がありました。
これが日本に伝わり、奈良時代に宮中行事として行われるようになったのです。
日本にも、もともと7月7日に巫女が水辺で機をを織って神様を迎える「棚機女(たなばたつめ)」という行事がありました。
この風習と中国渡来の七夕伝説や「乞巧でん」が混ざり現在の七夕行事となったといわれています。
絵本を読むと、食い入るように画面を見つめ、遊んでばかりの織り姫に「え?いいの?」という声がきかれたり牽牛が世話をしなくて弱ってしまった牛や会えなくなった二人が悲しむ姿に子どもたちも悲しそうな表情を浮かべていました。
そして、最後に7月7日に会えた二人を見て安心した笑顔になりました。子どもたちの感情豊かで優しい心を感じました。
2才児クラス。七夕は難しいかと思いましたが、彦星と織り姫の話に耳を傾けていました。七夕の歌とともにきらきら星のうたを歌い、お星様のお話であることを伝えると「きらきらね」と手を動かしていました。
5才児クラス。最後に彦星と織り姫が会えた場面では笑顔になっていました。5才児からは星座や天の川の話も聞かれ、宇宙への興味が広がりました。
また、「笹には病気やケガなど悪いものから守ってくれる不思議な力がある。だから、昔からいろいろな事ができるようになりますようにやお米や魚がたくさんとれますようにと願っていろいろな飾りをつけたこと」も知りました。
お星さまが落ちてきた!
お星さま み~つけた!
絵本が終わり、ふと気がつくと足下に星が落ちていました。
「あれ?何でこんなところにお星さまが?」と話していると棚の上が光りました。
近づいてみると、またお星さまが落ちていました。
「えっ?なんで?」と不思議に思いながらも他にもあるかと周りを見ると、今度はロッカーの中やかばんの上など部屋のあちらこちらにに見つけました。
今見た絵本の中に出できた天の川のかけらが落ちてきたのでは?と保育士が声をかけると「えー?」「そうかもしれない」と反応はさまざまでしたが、玄関の壁面に天の川として飾ることにしました。
次の日からも星は、くつ箱やお昼寝の布団の下、家に帰ったらかばんに入っていたなど保育所のいたる所に落ちていて、見つけるたびに「ぼくが見つけたよ。「2個あった」などと嬉しそうでした。



見つけた星で天の川




願いをこめて
笹に飾ろう



七夕集会

願いを込めて書いた短冊と色とりどりの飾りをつけた笹をみんなで囲みました。
「笹の葉さーらさらー」と子どもたちの歌声も青空に響きました。
コロナで集まることも歌うこともままならない時期を思うと、みんなで集まり歌えるこの時間が嬉しくそしてありがたく思いました。

給食は七夕そうめん
中国の伝説から七夕にそうめんを食べると1年間無病息災で過ごせるといわれるようになった説と、そうめんを織り姫の糸に見立てて「芸事(機織り)」が上手になりますようにと願いながら食べる説があるそうです。
メニュー
- 七夕そうめん
- 星のポークメンチ
- ボイルブロッコリー
- フルーツ杏仁
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