秋の運動
更新日 令和6年2月14日
友だちと遊ぶって楽しい!(4歳児)
「けいどろ」やろうよ
子どもたちの仲が深まってきて一緒に遊ぶことがよりいっそう楽しくなってきました。
「けいどろ、やろうよ」「やるやる」と誘い誘われ周りの子も集まってきてけいどろが始まり、「泥棒をやりたい人はこっち」「警察の人は帽子を白に変えよう」と声をかけ合っています。

作戦会議
警察と泥棒に分かれた後はそれぞれに作戦会議が始まります。
「はさみうちにしようよ」と考えたことを言葉で伝えて遊びを進めるようになってきました。

友だち同士で気持ちを団結して「チームで勝とう」と同じ目標に向かう楽しさを感じ始めてきました。


ゲーム開始
「スタート」の合図で泥棒は一気に駆けだしてしていきます。
警察は10数えてから追いかけます。
逃げる泥棒、追う警察、どちらも本気で走ります。
走るうちに遊具や花壇をはさんで泥棒と警察の攻防戦、相手の動きに合わせて身をかえし、その時の表情は真剣だったり笑顔だったり楽しんでいることが伝わってきます。



けいどろ(鬼ごっこ)は体の基礎が作られます。
持久力・よけたり止まったり急に曲がったりする敏しょう性、走りながら状況を判断して逃げる・仲間を助けにいく、周りを見ながらぶつからないように走るなど複数の動きを同時に行う能力も遊ぶ中で育ちます。
楽しいあそびの中で繰り返される複雑な動きが、転んだときに瞬時に両手をつく、物が飛んできたときによけるなどの危険回避能力にもつながります。
そして子ども時代に楽しんだ運動経験が生涯にわたって運動に親しみ、健康な体へとつながります。

今回は警察の勝ち
警察にタッチされた泥棒はろうやに行きますが、ときにはタッチをされても「されてない」ということも。
けいどろ(鬼ごっこ)は、思い通りにいかないことや悔しさ、葛藤の気持ちも経験します。
友だちを意識し、思いがぶつかることがあってもそこでコミュニケーション力がついたりルールの理解につながります。
味方を助ける・助けてもらうという関係性や助けてくれてありがとうといった概念や感覚、社会性や協調性も遊びながら獲得していきます。

悔しい気持ちに折り合いをつけることに時間がかかるときもありますが、その時間が心の成長に大切な時間ですので気持ちに寄り添い見守っています。
そして自分で気持ちを切りかえまた走り出したとき、心の成長を感じます。
「もう一回やろうよ」「うん!」と何回戦も繰り返し続き、「楽しかった。また明日もやろうね」という子どもたち。
これからも、保育所ではけいどろ(鬼ごっこ)でたくさんあそび体も心も育んでいきたいと思います。
このページに関するお問い合わせ
こども未来部 守谷市土塔中央保育所
〒302-0110 茨城県守谷市百合ケ丘二丁目2539番地の1(外部リンク)
電話:0297-48-1876 ファクス番号:0297-48-8799
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。