田村 悠さん(パワーリフティング)

更新日 令和8年10月16日

田村悠さんの写真

努力の分だけ強く

今年5月、中国海南省で行われたパワーリフティングのアジア選手権でサブジュニア74キログラム級デッドリフトの日本記録が更新されました。更新したのは、守谷市在住の高校3年生、田村悠さん。パワーリフティング競技を本格的に始めたのは、なんと高校1年生の冬。今回は競技歴わずか1年半でトップレベルまで急成長した田村さんにお話しを伺いました。

きっかけは高校1年生の夏、筋トレのため市内のフィットネスジムに通い始めたことでした。「夏だし、マッチョになりたいなっていう軽い気持ちです」と当時を振り返る田村さん。どうしたら重いバーベルを上げられるか調べている時に、YouTubeでパワーリフティングという競技に出会いました。興味を持った田村さんは、筋トレ開始の半年後には、専門のジムの門を叩いていました。そして「やった分だけ結果が出る」というパワーリフティングに魅了され、あっという間に日本記録を出すまでに。高校1年生の時に50キログラム台だった体重は、現在76キログラム。筋肉がつき足が太くなったため、高校の制服のスラックスは2回買い換えたと教えてくれました。

中学ではハンドボール部に所属していた田村さんですが、1年生の終わりごろにケガをして、卒業まで満足に競技に打ち込むことができませんでした。田村さんのお父さんは、パワーリフティングを始めたいと聞いた時の心境を「不完全燃焼な気持ちを抱えていたと思うから、やりたいことが見つかって素直に良かったと思いました」と教えてくれました。競技をする中で、お父さんが何か指示や助言をすることはなく「必要な用具などは、自分で調べてプレゼンしてくる」のだといいます。自ら考え、調べ、実行する。そんな行動力が急成長の秘訣なのかもしれません。

田村さんがバーベルを上げているところ

今後の目標は、大学生でも全日本大会に出場すること。そして常に自己ベスト更新を目指します。「継続すれば結果は出ると思うので、諦めない」。自身の可能性を信じて、今日も淡々とトレーニングに励む田村さん。大学という新しいステージへ進んでも、着実に自分の道を進んでいく姿を楽しみにしています。

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